奥日光、HPもない白根荘、硫黄泉のいい宿 [日光鬼怒川宇都宮]
6月14日、奥日光へ行ってきた。
5月27日に十二指腸潰瘍出血で入院3日、先々週半ばから職場復帰、先週はフルで出社。まだ、体調は万全ではないが、体休めには温泉が一番だからね。とくに硫黄泉に浸かれば少しは療養になるかと思ってね。
なるべく近場、疲れないで行けるところ、ということで、片道2時間弱、プチ湯治。
ゆっくりめに9時半過ぎに出発。
壬生で昼飯と計画していたら、そこがやってない。
あらら。
でも、時間あるし、日光杉並木街道をちんたら進み、日光東照宮近くの中華、翠園でランチ。
ここはね、プチ有名。
よくあるような中華料理なんだけど、腕がいいので、観光地名物の湯波料理もいいけど、たまには観光地で中華というのもよいよ。
海老と烏賊、火の通り具合が絶妙です。
自家製杏仁豆腐もうまい。
チェックインは15時で時間あるので、中禅寺湖の左回り
立木観音をスルーして、中禅寺湖展望台
さらにその上の半月山展望台まで登ってみる。
なかなかよい景色でしたよ。
華厳の滝は昔観たし、竜頭の滝も観たし、戦場ヶ原はあんまり興味ないし。
中禅寺湖にはホテル湖上苑に何度も泊まっている。
例えばこんな感じ。
むかしはホテル四季彩なんかにも泊まった。
いろは坂も混んではなかったが、戦場ヶ原は、中高年、かなり歩いていたなあ。元気なものだ。
湯滝も今回はスルー。
以前に奥日光湯元、紫雲荘へいったときの湯滝はこちら。
奥日光到着。
白根荘。
湯の湖に進み、駐車場へ右折、さらに浄水場方面に左折、やや奥まったところ。
古い旅館です。
気のいい元気な女将さんが、天気よくてよかったですねぇ、昨日まで雨が酷くて、山登りに来たお客さんが登れなくてねぇ、なんて出迎えてくれた。
和室八畳。角部屋。
テレビはブラウン管のまま、デジタルチューナーつけていた。
窓は、裏庭みたいな感じかな。
朝、ホトトギスがホーホケキョとなく。
鹿や猿もでるらしい。
日光名物甚五郎煎餅
浴衣
部屋の鍵、古っ
早速、硫黄泉の風呂へ。
男女、作りはほぼ同じ。内湯と露天。
エメラルドグリーンに、白い湯の花。
源泉間近だから、鮮度抜群ですね。
プチ湯治にはもってこい。胃腸にもよい。
湯口がいいよね
露天からの眺め
奥日光はまだ、新緑。
ここの風呂は夜11時から朝5時まで貸しきりできます。
退院してから、あまり酒が飲めないのだけど、部屋の冷蔵庫にあった冷酒をいただく。
ウイスキーのロックはダメだが、ワインと日本酒なら多少、飲める。
これで千円だから、ちと高いかな。
晩飯は部屋出し。
お品書きはないが、説明してくれる。
葡萄酒で乾杯。
赤い蕎麦は、シソ味。
喉ごしよく、茶そばのシソ版みたいな。
お造りはなく、サーモンのマリネ。これはおいしかったですよ。
ホイル焼きは、豚肉と舞茸
白飯とは別に、湯波と生姜の入った炊き込み御飯。つまみ感覚ですね。
椀は湯波と海老
鍋は豆乳鍋。
まず、鴨肉を茹でて、ポン酢でいただく。
その上で、白飯を投入、オジヤを作る。
これがけっこう旨くて、食が細っていた私もけっこう食べた。
ニジマスの塩焼
鹿肉と、舞茸の天麩羅
けっこう、お腹いっぱい。
あと、湯波のお吸い物もついた。
デザートは葡萄とアイス。
ちなみにさほど酒は飲めないので、350mmの缶ビール一つだけ飲んだ。
和食職人の技が冴える料理というよりは、シンプルで地のもので、丁寧に出された田舎料理という感じかな。
高級食材があるわけではないが、地場らしさをちゃんと出して、コスパも悪くないな。
おいしかったです。
朝飯はこんな感じ。
陶盤焼は、えのきともやしとベーコンのバター風味。
これはよかったですよ。
もっとでかい陶盤で、ウインナーなんかも有れば、いい目玉商品になるんじゃないかな。
食後にコーヒーと自家製杏仁豆腐が付きました。
古い旅館なんで、水道管のカタカタする音がちょいちょいしてました。
部屋の壁は普通に薄いので、隣の音はちょい聞こえます。
そういうの、気になる神経質さんでキレやすいひとは、もっと高いとこ行きなさい。四季彩とか、金谷とかね。
一万円ですからね。
アラ探せばなんぼでもありますよ、どこでも。
そうじゃなくて、良いとこを見つけて楽しみましょうね、皆さん。
お酒のリストもそんなにはなかったけど、地場へ行ったら地場の酒を飲め、が原則ですから、地酒2種類くらいあればよいでしょ。地場ワインもあったな。
犬の世話していて、里親探しもしているみたいです。
水がおいしかったです。
かなりお年の大女将と、多分、ネットは得意ではなかろう女将が中心です。
あんまり、世渡りも得意じゃないかもしれなさそうな、でも、一所懸命やっている人たちなんだろうなあと。
良い人たちです。
ほとんどブログ紹介もないのだけれど、料理は、まいどおんなじみたい。
山登り、ハイカーがメインの客層みたいです。
宿のHPはありません。
じゃらんとか、そういうところのは乗ってます。
1万円前後の宿。
いい硫黄泉があり、そこそこ美味しい地の料理があり、回りにいろいろと観るところあり、ぐっすり眠れれば十分でしょ。
以前はね、高いとこ志向、結構あったんだけど、今は、お財布に優しいところで、人が良くて、料理がそこそこコスパ持ってて、なによりいいお湯が有ればいいかなと思うね。
多少、難ありでも、いいところを見つけて喜ぶ余裕もあるしね。
美味いもん食たけりゃ、高級旅館行けばいいのよ。
別に温泉関係なければ、銀座行けばいいし、西麻布の高級居酒屋行けばいいのよ。美味いもん、なんぼでもあるよ。美味い酒もね。
でも、そういうことじゃないでしょ。田舎の雰囲気でしょ、もてなしの気持ちと、とおいとこよくきなさったねえ、という気持ちでしょ。こちらはそれで、お邪魔しますね、ということなんじゃないのかね。
疲れを癒すお湯でしょ。
それと、ゆったりしとした時間でしょ。
そういう意味で、充分満足な宿でした。
そうそう、敷布団は薄かったです。
固いのだめなひとは、マットレスをもう一枚追加しましょう。
今回は酒も持ち込まなかったし、コーヒーも持って行かなかった。
あるもんで、足りればよいのです。
夜、原稿書いてて、体が硫黄臭い。
出勤前には落とすけど、この硫黄臭さと火照り感がたまりませんな。
帰り
湯の湖を眺めて
避暑地だよねぇ
金精峠も通れる時期だね。群馬側から日光へ降りて来るルートもいいんだよね。
昔それで、日光まで降りてきたら、帰るのめんどくさくなって、宿探したらホテル四季彩しかなくて、一人3万近くしたんだけど、泊まったんだよなあ。
その時のブログ
日光口で女房は蕎麦食ってました。
対向車線、バイクと普通車の接触事故がありました。安全運転しましょう。
因みに私は、追い越し車線、走らなくなりましたよ。チンタラ派です。
日光口手前で、ちょうど、ラジオをつけたら、本田がゴール! その後、負けちゃったけどね。
負けちゃったけど、地球の裏側まで行って、雨ん中、よく頑張ったんじゃないのかな。
運転は、ちょっと疲れた。まだ病み上がり感は残っている。
相変わらず、低血圧なんだなあ。もともと高血圧だったのに、入院してから、低血圧。
でも、いい気分転換になったかな。
湖、キレイだし。
今年は新緑の塩原へ行かなかったけど、奥日光は新緑だったし。
プチ、湯治でした。
5月27日に十二指腸潰瘍出血で入院3日、先々週半ばから職場復帰、先週はフルで出社。まだ、体調は万全ではないが、体休めには温泉が一番だからね。とくに硫黄泉に浸かれば少しは療養になるかと思ってね。
なるべく近場、疲れないで行けるところ、ということで、片道2時間弱、プチ湯治。
ゆっくりめに9時半過ぎに出発。
壬生で昼飯と計画していたら、そこがやってない。
あらら。
でも、時間あるし、日光杉並木街道をちんたら進み、日光東照宮近くの中華、翠園でランチ。
ここはね、プチ有名。
よくあるような中華料理なんだけど、腕がいいので、観光地名物の湯波料理もいいけど、たまには観光地で中華というのもよいよ。
海老と烏賊、火の通り具合が絶妙です。
自家製杏仁豆腐もうまい。
チェックインは15時で時間あるので、中禅寺湖の左回り
立木観音をスルーして、中禅寺湖展望台
さらにその上の半月山展望台まで登ってみる。
なかなかよい景色でしたよ。
華厳の滝は昔観たし、竜頭の滝も観たし、戦場ヶ原はあんまり興味ないし。
中禅寺湖にはホテル湖上苑に何度も泊まっている。
例えばこんな感じ。
むかしはホテル四季彩なんかにも泊まった。
いろは坂も混んではなかったが、戦場ヶ原は、中高年、かなり歩いていたなあ。元気なものだ。
湯滝も今回はスルー。
以前に奥日光湯元、紫雲荘へいったときの湯滝はこちら。
奥日光到着。
白根荘。
湯の湖に進み、駐車場へ右折、さらに浄水場方面に左折、やや奥まったところ。
古い旅館です。
気のいい元気な女将さんが、天気よくてよかったですねぇ、昨日まで雨が酷くて、山登りに来たお客さんが登れなくてねぇ、なんて出迎えてくれた。
和室八畳。角部屋。
テレビはブラウン管のまま、デジタルチューナーつけていた。
窓は、裏庭みたいな感じかな。
朝、ホトトギスがホーホケキョとなく。
鹿や猿もでるらしい。
日光名物甚五郎煎餅
浴衣
部屋の鍵、古っ
早速、硫黄泉の風呂へ。
男女、作りはほぼ同じ。内湯と露天。
エメラルドグリーンに、白い湯の花。
源泉間近だから、鮮度抜群ですね。
プチ湯治にはもってこい。胃腸にもよい。
湯口がいいよね
露天からの眺め
奥日光はまだ、新緑。
ここの風呂は夜11時から朝5時まで貸しきりできます。
退院してから、あまり酒が飲めないのだけど、部屋の冷蔵庫にあった冷酒をいただく。
ウイスキーのロックはダメだが、ワインと日本酒なら多少、飲める。
これで千円だから、ちと高いかな。
晩飯は部屋出し。
お品書きはないが、説明してくれる。
葡萄酒で乾杯。
赤い蕎麦は、シソ味。
喉ごしよく、茶そばのシソ版みたいな。
お造りはなく、サーモンのマリネ。これはおいしかったですよ。
ホイル焼きは、豚肉と舞茸
白飯とは別に、湯波と生姜の入った炊き込み御飯。つまみ感覚ですね。
椀は湯波と海老
鍋は豆乳鍋。
まず、鴨肉を茹でて、ポン酢でいただく。
その上で、白飯を投入、オジヤを作る。
これがけっこう旨くて、食が細っていた私もけっこう食べた。
ニジマスの塩焼
鹿肉と、舞茸の天麩羅
けっこう、お腹いっぱい。
あと、湯波のお吸い物もついた。
デザートは葡萄とアイス。
ちなみにさほど酒は飲めないので、350mmの缶ビール一つだけ飲んだ。
和食職人の技が冴える料理というよりは、シンプルで地のもので、丁寧に出された田舎料理という感じかな。
高級食材があるわけではないが、地場らしさをちゃんと出して、コスパも悪くないな。
おいしかったです。
朝飯はこんな感じ。
陶盤焼は、えのきともやしとベーコンのバター風味。
これはよかったですよ。
もっとでかい陶盤で、ウインナーなんかも有れば、いい目玉商品になるんじゃないかな。
食後にコーヒーと自家製杏仁豆腐が付きました。
古い旅館なんで、水道管のカタカタする音がちょいちょいしてました。
部屋の壁は普通に薄いので、隣の音はちょい聞こえます。
そういうの、気になる神経質さんでキレやすいひとは、もっと高いとこ行きなさい。四季彩とか、金谷とかね。
一万円ですからね。
アラ探せばなんぼでもありますよ、どこでも。
そうじゃなくて、良いとこを見つけて楽しみましょうね、皆さん。
お酒のリストもそんなにはなかったけど、地場へ行ったら地場の酒を飲め、が原則ですから、地酒2種類くらいあればよいでしょ。地場ワインもあったな。
犬の世話していて、里親探しもしているみたいです。
水がおいしかったです。
かなりお年の大女将と、多分、ネットは得意ではなかろう女将が中心です。
あんまり、世渡りも得意じゃないかもしれなさそうな、でも、一所懸命やっている人たちなんだろうなあと。
良い人たちです。
ほとんどブログ紹介もないのだけれど、料理は、まいどおんなじみたい。
山登り、ハイカーがメインの客層みたいです。
宿のHPはありません。
じゃらんとか、そういうところのは乗ってます。
1万円前後の宿。
いい硫黄泉があり、そこそこ美味しい地の料理があり、回りにいろいろと観るところあり、ぐっすり眠れれば十分でしょ。
以前はね、高いとこ志向、結構あったんだけど、今は、お財布に優しいところで、人が良くて、料理がそこそこコスパ持ってて、なによりいいお湯が有ればいいかなと思うね。
多少、難ありでも、いいところを見つけて喜ぶ余裕もあるしね。
美味いもん食たけりゃ、高級旅館行けばいいのよ。
別に温泉関係なければ、銀座行けばいいし、西麻布の高級居酒屋行けばいいのよ。美味いもん、なんぼでもあるよ。美味い酒もね。
でも、そういうことじゃないでしょ。田舎の雰囲気でしょ、もてなしの気持ちと、とおいとこよくきなさったねえ、という気持ちでしょ。こちらはそれで、お邪魔しますね、ということなんじゃないのかね。
疲れを癒すお湯でしょ。
それと、ゆったりしとした時間でしょ。
そういう意味で、充分満足な宿でした。
そうそう、敷布団は薄かったです。
固いのだめなひとは、マットレスをもう一枚追加しましょう。
今回は酒も持ち込まなかったし、コーヒーも持って行かなかった。
あるもんで、足りればよいのです。
夜、原稿書いてて、体が硫黄臭い。
出勤前には落とすけど、この硫黄臭さと火照り感がたまりませんな。
帰り
湯の湖を眺めて
避暑地だよねぇ
金精峠も通れる時期だね。群馬側から日光へ降りて来るルートもいいんだよね。
昔それで、日光まで降りてきたら、帰るのめんどくさくなって、宿探したらホテル四季彩しかなくて、一人3万近くしたんだけど、泊まったんだよなあ。
その時のブログ
日光口で女房は蕎麦食ってました。
対向車線、バイクと普通車の接触事故がありました。安全運転しましょう。
因みに私は、追い越し車線、走らなくなりましたよ。チンタラ派です。
日光口手前で、ちょうど、ラジオをつけたら、本田がゴール! その後、負けちゃったけどね。
負けちゃったけど、地球の裏側まで行って、雨ん中、よく頑張ったんじゃないのかな。
運転は、ちょっと疲れた。まだ病み上がり感は残っている。
相変わらず、低血圧なんだなあ。もともと高血圧だったのに、入院してから、低血圧。
でも、いい気分転換になったかな。
湖、キレイだし。
今年は新緑の塩原へ行かなかったけど、奥日光は新緑だったし。
プチ、湯治でした。
2014-06-15 19:49
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コメント(2)
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次郎さんこんばんは!
たまたまブログを覗きに来たら。。。大病されていてびっくりしました!
お身体の具合、本調子ではなさそうですが温泉でのんびりされたようで良かったです。
先週末はたまたま、よりすけ家も奥日光に行ってたのですよ!
泊まりは休暇村でした。湖上苑が良かったのですが、早くにお部屋が無くなってしまっていて、でも休暇村もお湯が良くて久々に爆睡出来て良かったです。
次郎さん、美和さんとお近くだったのがとても嬉しいです(笑)
白根荘もお湯とお食事が良いですね!奥日光の自然とお湯が大好きなのでお安くて良い宿教えて頂いて嬉しいです!
by よりすけ (2014-06-23 20:38)
よりすけさん、どうも。大病という程ではないですけど、痛い目にあいました。今日、1ヶ月後の検査してきましたが、よくなってました。ニアミスでしたね。奥日光のお湯はいいですよね。景色も、なんとなく、心がなごみます。温泉街的な宿もいいですけど、奥日光の飾らない山の奥の温泉地的なとこも好きですよ。
by 蕨屋次郎 (2014-06-23 21:30)