ミーシャ、逝く [猫とつぶやき]
蕨屋の長女(猫)、ミーシャ、10月9日未明、逝く。
享年17歳。
人間の寿命と比較すれば、90歳。
(この比較が妥当かどうかは?だが、寿命基準ならそういうことだろう。ただ、猫たちは寿命的にばあさんになっても、気持ちはいつも子猫と変わらない)
10月9日は
ジョンレノンの誕生日、
というよりも、 私には
チェ・ゲバラの命日。青臭い時代に、私にとっての英雄だった。
ミーシャは、前足から始まった皮膚の腺ガンだった。
見つけた時にはすでに血管まで浸潤していたから、断脚という選択肢は採らなかった。
9月、肩と脇腹のリンパ節に転移したのを確認して、治療を止め、見守ることにした。
暫くは、食欲も多少戻って二階まで散歩したり、
台所のシンクまでジャンプしたりしてね。
遅番の日の夜中に帰ってくると、ヨタヨタしながら お帰り と寄ってきて
ごはんをあげる準備をすると、足元に来て、少しだけ、食べていた。
10月4日、大好物の笹カマと、チーズと、シュークリームのカスタードをあげると、まだにゃうにゃうと食べた。
10月5日、食欲がガクンと落ちた。
10月6日からまったく食べず、水も飲まなくなったので、覚悟を決めた。
5日、6日、7日と、女房はほとんど寝ていない。瞼が腫れていた。
10月8日、
女房が看病疲れしていたことが気がかりで、そして多分、蟲の知らせもあって、この日は早退した。
自宅に帰ってから会社でやるべき原稿を書いてメールで送り、そのあと21時過ぎまで仮眠してから
朝まで見守っていたが、
動かずに、静かに、こちらを見つめつづけるだけだった。
朝、4時前に、息をしているのを確認した後、ふと、寝入ってしまった。
4時半、まだ、暖かかったが、息をしていなかった。
10月9日は金融市場は忙しい日で、私が有料発行している週刊レポートも書かなくてはならないから、簡単には休めない日だったのだが、出かける前に逝き、私を会社へ行かせてくれた。
17年も一緒にいると、情とか、そういうことを超えるものだ。
女房がつらく、きつかった時の心を支えてくれた。
動物病院に保護されて、生後間もなくて、手のひらに乗る大きさで、まだ自分ではトイレもできない時からもらい受け、面倒を見てきた。
2010年9月12日、次男坊(猫)だったジロー君が逝った。
内臓の癌だった。
私の誕生日を1日外してくれた。
ジローもミーシャも、気を遣いやがって。。
あっちで、二人、仲良くやってくれ。
合掌
それにしても、
病院で院長が言ってたけど、
癌の猫たちを診ない日がない、って。。。
2015-10-13 20:42
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コメント(3)
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ミーシャちゃん 頑張りましたね。
動物病院から引き取られ、次郎さんと美和さんからたくさんの愛情をもらって、ミーシャちゃんは幸せ猫ちゃんでしたよ。
頑張って、頑張ってとうとう虹の橋を渡っていったのですね。
今頃ジローちゃんと楽しく飛び回っているでしょう。
ミーシャちゃん~ ゆっくり 休んでちょうだい
by とん子 (2015-10-30 18:19)
とん子さんm(__)m
ありがとうございます(^^)
次郎さん、札幌なので
お返事少しお待ち頂くかもです。
可愛いミーシャ
居ないのは寂しく
でも、楽になったんだからと
後悔もないです(^ー^)
by 美和 (2015-10-30 20:04)
とんこさん、どうもです。ミーシャは虹のかなたへ遊びにいっちゃいました。今頃はジローくんとヨロシクやっとると思います。ちょっと、お姫様入っている娘でしたよ。
by 蕨屋次郎 (2015-10-30 20:49)