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清盛の和み猫 [湯西川温泉清盛]

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清盛の猫

旅館で飼ってる猫はまだ見たことないんだけど、

宿泊棟から湯処へ続く廊下が猫の置物ギャラリーになっていて、

そこに鎮座する師匠のような貫禄のある一匹がこれ。


まあ、あんたものんびり生きなさい、とでも言っているような、懐の深そうな猫でした。
清盛に泊まり、
なんか、安心してのんびりできたな。

5部屋しかないから気楽だし、

民宿のようでもあるし、高級路線じゃあないから、こっちも気取らず、構えず、

まったりして、

高額素材ふんだんなものではないけれど、一所懸命作った美味しい料理食べて、努力のあとが伺えて、

ニンマリと熱燗呑んで、

いい温泉に浸かって、
女房もニコニコして、私もニヤニヤして、

女将や若女将とちょっとだけ会話して、

若旦那かな?に見送ってもらい、

今度は秋だね、

夏もいいんですよぉ、
夏は温泉熱いからやなの、やっぱり秋だね、
とか、軽口叩いて微笑んで、

○○さん、またお待ちしてま~す!

は~い!

やっぱり良かったねぇ。そうだね。

そして現実に帰るのであります。清盛の効能を土産に。

これと同じ気分なのが、湯神。もう少し楽かな。

それと船山、ちょっとだけかっこつけた気分かな。

こうして私の温泉ブックマークが少しずつ、登録されるのであります。
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雪の湯西川温泉・清盛 ニ度目の投宿 [湯西川温泉清盛]

湯乃宿清盛はペット専用宿にリニューアルされました。このブログ記事はそうなる前のものです。

2月12日、三連休の2日目。湯西川温泉の清盛に再訪。

去年の秋、紅葉の湯西川を初訪、清盛が気に入ってしまい、その場で予約した次第。なにしろ温泉のツルツル感と料理と女将が気に入ったので。


ホントは三連休初日に泊まる予定だったのだけれど、金曜日が会社出になってしまい、翌日に変更。高めの「清盛」という部屋しか空いてなかったので、予算はちょっと上がってしまったが。

前日は東京も久しぶりの雪、北関東は大雪注意報。でも、このためにわざわざスタッドレス履いているので。

8時に白岡を出発。ランチが11時だから、そんなに早く出なくてもいいんだけど、みーしゃさんが、ウキウキモードだと早く出たがるので。

久喜から直ぐに東北道にのり、スキー客で渋滞する関越道しりめに渋滞もなく、10時前には日光に到着。

日光市内は雪。
前日からの雪融けず、メインの国道も雪残り、道の真ん中で立ち往生している女性ドライバーの軽が道ふさいで、駐在が替わりに運転してどけてたり。
ワンボックスが目の前で信号待ち発進におもいっきり横滑りしたり、オイオイ、という場面がいくつかありました。

日光は朝の日帰り温泉もあんまりないので、ガストでお茶して時間潰し。ガストの駐車場でチェーン巻く男の子に見つめ女子。ここでトロい事だと嫌われちゃうから頑張れよ、と見守りつつ。

ランチは翠園という中華料理店。

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なぜ、日光まで来て中華料理か?という気もするのだが、みーしゃさんの希望で、なにしろ口コミがいいらしい。
都内で働く私にしたら、美味い中華料理はいっぱいあるしねえ、という感じなのだが、湯葉尽くしくらいしか名物ないし、たまにはいいかなと。
玄関には周富徳とのツーショットが飾ってありました。帰りによる宇都宮上三川インター傍にある福田屋百貨店の巨大ショッピングモールにもお惣菜コーナーを出している。有名らしい。

私がAランチ、牛肉炒め。

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みーしゃさんがBランチ、海鮮炒め。

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いかにも中華料理ランチという感じの選択で、味は良かったです。海鮮の海老も烏賊もプリプリ感確り、味付けも食べ始めから終りまでくどくならず。
予想してたよりも美味しかったです。
女子には量多いかも。けっこう大きな皿で来ます。

それよりもデザートの杏仁豆腐がなかなか良かった。味付けの濃い中華炒め物の食後、実にさっぱり感のある杏仁豆腐でした。なるほど、女子の口コミがいい訳だ。

11時半に日光を出発。小雪舞い散る中、鬼怒川、川治と進み、湯西川へ。

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ダム工事のダンプが走っているので、それ用に道には雪の上に土を撒いているのか、茶色くなってました。スタッドレスでそんなにヤバくない感じで、厳しい山道というわけでもないんだけれど、さすがに夏タイヤはダメだね。途中で、チェーン巻いているのがいたけど、あんたら、ここまで夏タイヤで来たんかい?というむちゃな人達も散見された。山道のカーブで日陰は圧雪、凍結してますからね。
雪道の経験がなくオートマ限定の人は避けたほうがいいです。マニュアルで2速、3速でゆっくり走るのが基本ですから。


1時過ぎに到着。

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チェックインは2時なんで、大旦那かな、未だ女将来てないんで、上の方にカマクラ祭やっているので、見てくればと教えてもらい、時間潰し。

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駐車場無料で、カマクラの中でバーベキューしたり、子供用の轌遊び場があったり、味噌箆や焼きそばあったり。焼き鳥つまみながら、つり橋を散歩。

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1時45分、清盛に戻ってチェックイン

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若女将がお出迎え

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これは落ち武者鎧、若女将ではありません。
若女将はけっこう、美人ですよ。

前回は東の間で、12畳のみ。
今回は清盛というお部屋で、
和室の12畳と6畳のニ間続き、プラス部屋風呂付


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二人なんで、こんなに広くなくてもいいんだけれど、4人位できて、遅くまで2人位で飲むんなら、こういう別間があると便利かな。

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地デジ対応はまだのようだが、12畳にも6畳にも薄型テレビ完備

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浴衣と浴場用の竹籠

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浴衣はゆったり、帯も長くてちゃんと二周巻けます。

爪きりがないのがちょっと不満ですが。

外は雪景色

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さっそく、お風呂へ

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無料の貸切風呂と、男風呂、女風呂の3つ。

男風呂と女風呂には露天もついてます。

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ちなみに部屋風呂はこんな感じ

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大きなユニットバスですが、源泉掛け流しです。
泉質は同じ。夜中、めんどくさいときはここで充分です。
風情がちょっと。
檜のすのこを敷けば、ばっちりだと思いますよ。

夕食以降は3つの風呂がみな、無料で何回でも貸切できる。そこがこの旅館の一番いいところかな。
多くて5組しか泊まらないからそんなにバッティングせず、貸切でゆったり出来る。

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15時くらいから夕食の18時までは、部屋でのんびり。
私は冷酒で一杯。そして昼寝。
湯西川は温泉街もあるので、初めての人は温泉街散策しても楽しいですよ。

夕食は食事処

この日は三組

若女将の子供が急に熱を出してしまい、お祖母ちゃんの女将が面倒を見て、現場は若女将が頑張る事になったそうで、女将がいなかったのは残念でしたが、若女将も愛嬌があって、やや栃木訛りの明るい口上がとても楽しかったです。

周りのお客さんも落ち着いた感じの人達で、静かにゆったり食事できました。


熱燗を二合。
そんなに酒のラインナップはありませんが、熱燗は「日本酒」としか書いてないんだけど、特に問題なく、飲みやすい口当たりでした。

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食前酒が山葡萄酒で、ごらんの前菜

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ぜんまい等の白和え
鹿肉の味噌焼き
これは美味しいですよ。酒のツマミにもってこいです。大葉と肉味噌って感じです。
サツマイモのマスカルポーネチーズ和え
これも前回でましたが、いい味です。

黄色い小鉢はヤマメの筋子というかイクラ


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里芋と小なすの煮浸し

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地鶏入りじゃがいもと湯葉の擂り身饅頭の蒸し物

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この手のお椀物は大好きです。


鹿刺し
凍っていたもののルイベ状です。酒が進みます。

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釜飯が炊けたので、ぼつぼつと頂きます。

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最後の最後に「お食事」で出される事も多いですが、途中でご飯食べたくなるものなので、こういう炊きたて釜飯は嬉しいものです。


岩魚の塩焼き
焼き加減よく、実にふっくらと焼かれ、頭から頂けます。こういうのは手づかみでパクリといくのがいいですよね。

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白玉団子入りのキノコ汁

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ここでお銚子二合追加。


手鞠寿司

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牛のたたきは塩加減がよく、口の中が幸せになります

八汐マスはワサビ醤油が軽く塗ってあります。

揚げ物として

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生湯葉のフライ
岩魚のフライ

お口直しのシャーベット

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栃木黒毛和牛の鉄板焼

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〆に温かいお蕎麦

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デザートに杏仁豆腐

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で、お腹いっぱい

ライトアップのカマクラ見に行こうと支度したら、みーしゃさん、頭痛が出たので、そのまま寝ました。

布団には湯タンポ。雪国らしいあつらえです。

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私が子供の頃は、豆炭のアンカでしたので湯タンポは初めて。いいもんです。猫が喜びそうで。


夜中、目覚めたら、暖房が切れている。どうやら館内集中暖房らしく、全館夜中に切れるらしい。みーしゃさんは知っていたのだが、私は知らなかったのでびっくり。布団に潜れば問題ないけど、知らずに泊まると驚く。朝の7時に暖房再開。

雪国の寒さを満喫しましょう、寒かったら夫婦仲良く暖まりましょう、という事なのか、よくわかりませんが。

8時に寝たので、夜中、何度か起きましたが、よく眠りました。

枕が硬め、高めのが1種類だったので、合わない人もいるだろなと思いました。

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夕食のあと、部屋にマグカップと紅茶が用意されてました。インスタントコーヒーもあるといいんですが。持ち込んでるので問題ないですが、あると船山みたいにウケますよ。

夜食にちっちゃいおにぎりを出すところもありますが、ここも、そんなのがあると嬉しいかも。

今回は清盛という部屋でしたが、冷蔵庫に金麦2缶、ジュース2缶がサービスでついてました。

朝飯

今回から、白飯と五穀米の二種類のお櫃が出るようになりました。

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両方ともたっぷりで、嬉しかったです。
私は五穀米で目玉焼き丼を一膳、白米の納豆ご飯で一膳、三膳目はタジン鍋をおかずに五穀米でした。

地場の卵、生か卵焼きか、目玉焼きかを選択、直ぐに焼いてくれます。

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楽しい小鉢、

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熱々の豚大根の煮物。大根のしみ具合が良かったです。


タジン鍋

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私が鮭、

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みーしゃさんがソーセージ。

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タジン鍋だとほんと野菜が甘くなります。
帰り、平家最中を土産に買い、女将さんと歓談して9時出発。

外は真っ白

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福田屋で買い物し、13時過ぎに帰宅。
福田屋には日光の翠園さんが惣菜を出してました。
やっぱり、有名なんだね、ここ。

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今度はまた秋の紅葉の時期に三度目、出かける予定です。

湯西川温泉・湯乃宿 清盛 今年の温泉大賞決定! [湯西川温泉清盛]

湯乃宿清盛はペット専用宿にリニューアルされました。このブログ記事はそうなる前のものです。

11月6日、湯西川温泉、湯乃宿 清盛へ投宿。

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女房がじゃらんの口コミがいいことで見つけてきた。
部屋数5部屋のこじんまりした宿で、貸切風呂も充実してて、料理の口コミもいい。
期待にたがわぬ、いい宿だった。

当日は5時起きして6前には白岡を出発。8時前には塩原に入り、そのまま紅葉をめでながら日塩もみじラインで川治・鬼怒川へ抜け、龍王峡で早めのランチをして、ゆっくり湯西川へ向かった。


龍王峡を出たのが11時。
のんびりと湯西川へ向かったが、途中の紅葉もばっちりだった。

最初のポイントは、川治温泉を抜けてちょっと上ったところにある五十里ダム。

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写メなので、遠景と近景をうまく捉えることが出来ないので、全体を撮るとぱっとしないかもしれないが、実際の目で見ると、かなり美しい。


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山紅葉のもこもこ感も、ちょうどいい。

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三依の日帰り温泉に立ち寄ったりしながら、山道を行ったりきたりしていたのだけれど、陽が差し込んで、紅葉というよりも金色の錦秋という感じだった。

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男鹿川もけっこう見所あった

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赤というより金色だな

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湯西川温泉駅付近のダム

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会津鉄道の鉄橋がかかる

道の駅も併設されていたが、駐車場は一杯だった


湯西川を登ってゆく

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渓流沿いに紅葉が連なる光景は照葉峡と同じだが、こっちのほうが、スケールがでかい。

道も整備されているのだが、その理由は巨大ダム建設

まるで、八ツ場ダムに押しつぶされそうになっている吾妻渓谷のごとく


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絶景の渓谷美に異質な人工物が聳え立つ。

湯西川ダム建設でダムに沈む予定の集落の人たちの代替地か? 結構、整備された新しい住宅街が出来ていて、いたるところに工事関係者以外立ち入り禁止があり、時々ダンプが走る。

あほな国家は、ここもダムに沈めてしまおうと言う魂胆なわけだ。
この渓谷美が出来上がるのに何千年もかかっただろうに、それを浅はかにも壊す、なんともやり切れぬ。


延々と渓谷、渓流、紅葉が続く。

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ほんと、写メでは伝わりきらない絶景が続くのだけれど、おお、わあ、紅葉だ、ここもすごい!とか言いまくりながらのドライブでした。

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ほんとは、車停められないでスルーしているところの景色が一番いいんだけれど、それは現地にいかないとね

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温泉郷手前の渓流

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ほんと、照葉峡もいいけれど、ここもいいなあ

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湯西川温泉郷の入り口あたり

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湯西川をどんどんのぼっていくと、ほんと、山ん中の集落

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川沿いに露天風呂であろう各宿の小屋が並ぶ。

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時間をつぶしながらも、13時50分には着いてしまった。

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とりあえず、清盛に車停めさせてもらって、その辺を散策でもしようかなと、宿の人に声をかける。

女将さんが出てきて、「大丈夫でございます」と、チェックインできてしまった。

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5部屋しかない小さな宿なので、多少早く着いても掃除が終わっていれば入れてくれるという話は聞いていたが、さすがに1時間以上前だからなあと思っていたので、うれしいサプライズだった。

女将さん、かなり声が大きくて元気だが、満面の笑みで迎えてくれた。

宿泊棟とみやげ物屋棟と食事処、そんな旅館旅館した建物でもなく、ぱっと見は民宿。

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客室は2階

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奥の自販機のとなりに鎧が

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さすが平家の里


部屋は12畳の和室に、

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最近、安めの宿で、建物古かったりしたけれど、ここはまだ出来て12年というから新しいし、畳も綺麗だし、広いし、やっぱり、いい部屋はくつろぐよねえ。

籐の椅子スペース。

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残念ながら、窓からの景色は、ちょっとだけ山が見えるのだけれど、堤防のドテのようなのがあって、ちょっと残念だが、まあ、いい。散々、お腹一杯なだけ紅葉見てきたから。

5部屋は片側にあるんだけれど、これを、温泉街の道路側が窓になるようになっていれば、宿の前の紅葉も見れるのに、なんでこうなっているんだろう?という気がしましたが。


畳も綺麗だし、トイレはウォシュレットで、テレビも液晶で、

浴衣もまずまず、帯は長くてちゃんと巻ける

お風呂道具セットも、籠に準備されている。

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お茶菓子は平家最中

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最中なんか久しぶりだったので、帰りに土産で購入。


お風呂は、男湯(内風呂、露天風呂)、女湯(内風呂、露天風呂)、貸切湯の3つ。

フロント脇に貸切版があって、1部屋1つ、貸切札をもらう。
夕食までは、それぞれに分かれるが、夕食後は夜中まで、3つのお風呂がすべて貸切になるので、男湯が空いてれば貸切札をつけて貸しきってしまう。これが非常にいい!
内風呂も大きいし、露天もあるし、ゆったりだし、回数制限もないし、貸切料金を別に取られるわけでもない。
すばらしい。

ということで、男湯

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の露天

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女湯

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の露天

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貸切専用風呂

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二人ならんで入ればちょうどピッタシの、小ぶりなお風呂。
男女、貸切のうち、貸切が一番、熱め。源泉温度は49度くらいなので、大きめだとやや冷めるのかな、特に、冬場は露天がややぬるめのようだ。
朝風呂に貸切へ入ったが、ちょっとアチチっ、でも入れる。
男湯は温度ちょうどいい。けど、大きい分か? ツルツル感というかサラサラ感は貸切のほうが上な気がする。

熱いの好きにもやや温め好きにもいいお湯です。

熱めというだけではなく、ツルツル感が一番濃いように思えた。

とにかく、ここのお湯、ペーハー8.9だと!

なんという高さ!

白根の見える丘もびっくりの8.9です。

化粧水入らずの美人の湯です。

女房に言わせると、ここが一番、湯の花荘が二番、白根の見える丘が三番かな、というくらいのお湯の質です。
私は、硫黄泉とか、伊香保の茶色いのとか、とにかくにごった系の濃いのが好きですが、女房は透明アルカリ系のお肌すべすべが好きなようで、ようは女子受け間違いなしの抜群の泉質といえます。

アルカリ系のヌルヌルした感じではなく、ツルツルした感じ、なにか、液体成分が溶かされているような質感のある、おお、これはかなりいいお湯だねえと、にごり湯好きの私も唸る。


夕食は食事処。

5部屋のうち、4組しかいなかったようで、テーブル・椅子ですけれど、4人がけの大きなテーブルに2人だったので、広く、お隣さんとの距離も充分離れていたので、多少、話し声は聞こえますが、ストレスなく、ここちよい時間を過ごせました。

山葡萄の食前酒に前菜の4点

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柿の白和え、ししタケ、ヤマメの筋子おろし、銀杏


煮物はサトイモと茄子の煮浸し

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お造りは鹿刺し

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私は好きですが、岩魚の刺身との選択肢があったほうがいいかも。

焼き物は岩魚

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やや小ぶりでしたが、焼き方上手で、尻尾の手前を手でつかんで頭からパクリと、そんなに頭の骨もひっかからず、美味しく頂ました。最近、岩魚に飽きていましたが、岩魚の塩焼きも、ほどよい焼き方なら秋にはいいです。


じゃがだんご汁


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じゃがいもの摩り下ろし団子がはいったお椀。これはうまかったなあ。もっと大きなお椀でほしいくらい。

手まり寿司は和牛のたたきと八汐マス。

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和牛のたたきはうれしいところです。

揚げ物はカジカと湯葉

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舞茸の天ぷらとかもありがちなので、カジカとか出されるとうれしいものです。
二度揚げしていて、食感も良かったです。

お口直しのシャーベット

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柚のシャーベットでした。
花敷温泉の花敷の湯とか伊香保のぴのんでも、お口直のシャーベットが出ますが、こういうの、いいですね。
料理人の気配りが感じられます。

お肉

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栃木と言えば黒毛和牛、三切れでました。

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噛み応えもほどよく、タレもありましたが、塩でいただきました。

ご飯は釜飯

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1合炊きで、1膳半くらいの分量。
お米派としては歓迎。
おこげ具合もちょうどよく。

席に着いたらもう火がついていて、ちょっとしてから係りのお姉さんが混ぜてくれて、そのまま蒸らして、早めにご飯食べたいひとは食べられますよ、ということです。

シメに蕎麦

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出し汁が美味しかったので、女房の残した分ものんじゃいました。

デザートに梨。
これは写さなかったけれど、美味しかったですよ。

お腹一杯、美味しくいただきました。
地味もあって、工夫もあり、満足度、高いです。

部屋に戻ると、お茶の御香が炊いてありました。

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いい香り。


そうそう、お風呂や食事処へと向かうつなぎ廊下、猫ちゃん廊下になっていて

こんなのや

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こんなのとか

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宿には白猫ちゃんがいるんですが、呼んでもらったけれど出てこなくて、お目にはかかれず。


朝飯

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納豆含めておかず系の小鉢が6つに、お新香、デザートのヨーグルト

手前真ん中がスペース空いてますが、あとから、卵料理が来ます。

卵は那須伍用卵で、生か、卵焼きか、目玉焼きを選択できます。

女房は玉子焼き

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私は目玉焼き

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着席してから決めて作ってくれます。
玉子焼も、2個分つかってるかな?けっこう、大きかったし、味付けもやや甘めで美味しかった。
目玉焼きも、目玉がいい具合の半熟で、二膳目は目玉焼き丼にしました。

メインはタジン鍋

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今、はやりのモングル式のお鍋です。

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以前は蒸篭蒸しにしていたそうですが、最近、タジン鍋にしたそうです。

どでかいソーセージ!
これがうまい!
野菜の蒸されかたもよくて、私はあんまり白菜には興味がないんだけれど、甘くて美味しい!と思ってしまいました。蒸された方がいいんですね、このタジン鍋!


ご飯はおかゆとおひつの白飯

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おひつは写さなかったけれど、3合分くらいはたっぷりありました。
ついに、私は三膳飯をやってしまいました。


いやあ、朝飯も、大満足、とくにタジン鍋はウケる!

晩飯も良かったし、

5部屋のこじんまりしたところも、

客層もうるさいのいないし、

食事処も落ち着けたし

なんといっても泉質がバツグンだし、

貸切無料だし、

女将さんも楽しいし、


朝は、ロビーに無料コーヒーが出ます

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女房が女将さんと話しこんで、

朝飯のあと、ブログやってるんですよ、っていうと、チェックアウトのときに、

「米屋にもいってるんですね」と返してきたということは、すぐにネットで検索してみたということのようだ。

いろいろ、勉強熱心で、あちこち、研究にも出かけているという。

休前日で16000円、平日13850円の料金で、この満足度、

いいところ、見つけました。

紅葉もバツグンだし。  船山も花敷もいいけれど、ここもいいぞぉ~ !!!



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