豪雪の湯西川温泉 清盛 五度目 その3 [湯西川温泉清盛]
湯乃宿清盛はペット専用宿にリニューアルされました。このブログ記事はそうなる前のものです。
湯西川温泉の湯乃宿 清盛 五度目。
上州、四万温泉の長静館
信州、 美ヶ原温泉の御宿石川
そしてここ、蕨屋の好きな宿です。
いずれもこじんまりとして、静かで、お湯が良くて、料理が美味い。人が良い。
清盛さん、平家落人の郷、ズバリのネーミング。
甲冑と
鹿さんがお出迎え
湯西川の郷は、み〜んな親戚みたいなんですって。
今回、みやび の部屋 に泊まりました。いつもは 清盛 の部屋。 こっちの方がややお安い。
ドアを開けると、
中はこんな感じ。
でかいテレビ、 WOO の50 だったかな。
和む椅子
湯たんぽ入れてくれるので
猫飼ってる人はわかると思いますが、ちょうど布団の中、足元に猫が潜り込んでる感じです。
鏡台のところ、おっさんには関係ないけど、こういうのは女性にいいんでしょうね。
風呂場は貸切風呂、男湯、女湯の三ヶ所。
この日は三組だけだったので、どれでも貸切にできた。
アルカリのいい温泉です。
大雪の寒波だったので、露天は寒い、が、雪見できてよかった。
ひとっ風呂浴びて、部屋で一杯。
女将さんが沢庵つけてくれた。
清盛さん、少し値下げしてますので、その分、夕食の量がやや減ってます。過去記事見ると分かりますが、これでちょうどよくなったかな、と思いますので、この路線継続で頑張ってください。
これまで四度の投宿記
湯西川温泉・湯乃宿 清盛 今年の温泉大賞決定!
http://siraokaya-jiro.blog.so-net.ne.jp/2010-11-07-1
雪の湯西川温泉・清盛 ニ度目の投宿
http://siraokaya-jiro.blog.so-net.ne.jp/2011-02-13
湯西川温泉、清盛、三度目、やっぱりいいな、お気に入り
http://siraokaya-jiro.blog.so-net.ne.jp/2012-03-11
湯西川温泉 湯乃宿 清盛 久しぶり4度目
http://siraokaya-jiro.blog.so-net.ne.jp/2016-02-14
湯乃宿 清盛 公式サイト
清盛さん、頑張ってねと、うちの娘も言っております。
豪雪の湯西川温泉、清盛、五度目、その2 [湯西川温泉清盛]
豪雪の湯西川温泉 清盛 五度目 その1 [湯西川温泉清盛]
湯乃宿清盛はペット専用宿にリニューアルされました。このブログ記事はそうなる前のものです。
1月14日、栃木の山奥、湯西川温泉の清盛へ投宿。
今年最強の寒波到来で日本海側は大雪、関東にも雪が来る、センター試験大丈夫か?とか、国交相が「無用の外出は避けるように」などと談話する中、そうは言ってもね、予定ですから、栃木の山奥、湯西川温泉なら多分、大雪間違いなしだろうが、行きますよ。何しろスタッドレス、新品だしね。私ゃあ北海道人ですから、別に吹雪の峠越えも大丈夫だしね。
とは言え、結構な量、降りましたね。
因みに、東北道、ガラガラでした。正月に、三連休もあったばかり、で大雪警報ではね、出かけんでしょ。
日光有料道路降りたらもう雪でしたね。
日光入口
ランチは翠園、日光、川治、湯西川方面に出かけるときはここが定番。
鶏肉のXO醬炒め
特に、デザートの杏仁豆腐が絶品です。
鬼怒川も、川治も雪道、所々吹雪。
道の駅 湯西川到着
ガードレール沿の人影、ダム湖の写真撮ろうと三脚立ててるマニアなおじさんたち。
湯西川温泉行きのバス、寒そう。
雪景色もね、紅葉に負けず、いい眺め。
湯西川温泉のかまくら祭は1月28日からなんで、どっか行こうかなと思ってる人はどうぞ湯西川温泉へ。
うちらは何度かかまくら祭観てるので、直前の閑散期に宿応援。
清盛の食事やらお部屋などについては別稿で。
ここでは雪景色。
貸切風呂
雪見風呂
部屋の窓からは氷柱(つらら)
北海道人には見慣れた景色ですけどね、北海道人は氷柱みるとなんとなくホッとします。
夜中、かなり降り積もったみたいで、朝、若旦那が自家用除雪マシーンで出動。
私のアクセラちゃん、タイヤの半分は埋まってました。
でも、朝陽が射し込むといい雪景色
帰りは雪もあがってましたが、日光市内までは雪道のまま。
湯西川の出口付近。
前の車は馴れてないみたいで、ちんたら、ブレーキちょいちょい踏み過ぎで、おたおた走ってました。
雪道はオートマではなく、マニュアルで、二速、三速でスムーズに走りましょう。
日光市内でチェーン巻く若者見かけましたが、スタッドレスで来ましょうね。
続く
湯西川温泉 湯乃宿 清盛 久しぶり4度目 [湯西川温泉清盛]
湯西川温泉、湯乃宿「清盛」へ投宿。
湯西川温泉、清盛、三度目、やっぱりいいな、お気に入り [湯西川温泉清盛]
湯西川温泉、湯乃宿・清盛、蕨屋三度目の投宿。
一昨年、ここを発見し、去年2月に再訪、すっかり気に入って、今回が三度目になる。
日光から鬼怒川方面へ、川治温泉を通過してさらに山奥へ入る。平家落人伝説の隠れ里 とも言われている。
北関東の有名な温泉地も一通り訪ねたし、もう少し奥の方まで足を伸ばしてみるか、日光、中禅寺湖、奥日光湯元、川治、川俣、女夫渕、、と行ったら、あとは湯西川だなあ、ということで初訪問したら、これが実に良かった。
秋の、紅葉の時季終盤、赤い紅葉は少なかったんだけど、黄色、黄金色の絶景が素晴らしく、まさに「錦秋」とはこの事か、と感動したのが最初。
大旅館の喧騒が苦手になり、こじんまりした宿で、女将や主人の顔が見えて、家族一同で頑張ってる感があって、応援したくなるような親しみを抱けるようなところが
が好みになった。
温泉の質がよく、でも温泉がいいことに胡座をかかず、常にお客さんを大事にしようという姿勢のある頑張りやさんな宿が好きになった。
そんな好みにぴったりな宿が清盛。
アルカリのお湯は最高だし、
無料貸し切り風呂もあるし、
全5部屋でこじんまり、
女将さんが頑張りやさんで、
若女将もいい味だしていて、
料理も旨いし、地元感があって、工夫もある。
男衆は控えめに料理や裏方で静かに頑張っている。
田舎で、
山奥で、
異郷の地で、
私たちが求めているところにぴたりと来る。
二回目は、真冬、2月、雪に埋もれた湯西川、かまくら祭。私は生まれが北海道だから、雪景色は当たり前なんだけど、埼玉、茨城育ちの女房はこういうの大好き。私も雪景色は気持ちが落ち着く。
そして三度目もまた、かまくら祭も終盤の3月。三度以上リピートしているのは、この間、湖上苑の投宿記にも書いたけど、かなり私たちにはドンピシャなわけで。この清盛は、今回の三度目も大満足で、たぶん、暫くは毎年いくんじゃあないかな。三度目で打ち止めにならず、毎年いくようになったのは、船山温泉、湯神、友家ホテル。清盛もそんな毎年通う宿になりそうだ。
それにまた、私を運転手に、女房が友達つれて行く計画をたてるんじゃあないかな。一番身近な友達を連れて行きたくなる宿、きっと満足してくれるから自信をもって連れて行ける、ご招待する宿にもなりそうだ。
さて、今回。
往きは9時出発。最近、仕事が忙しく、かなりお疲れの私に気を使い、ほんとは早く出かけたい女房が8時半まで起こさなかったので、ゆっくりめなスタート。
でもね、今の時季は東北道は渋滞しないし、高速代も久喜から鹿沼まで千円ポッキリなんで、ケチることもないので余裕です。
ランチを宇都宮市内にある「石の蔵」という和食バイキングにしたので、鹿沼インターで降ります。宇都宮駅の近く。10時45分ころ着いたので、11時半の開店まで時間があるので、近くの東武のデパ地下で時間潰すくらいのゆとりがありました。
白岡だから、東北道は即だし、宇都宮、日光あたりはほんと近い。
ランチはこんな感じで、メイン料理にオムライスか、石焼きビビンバか、追加料金払ってリブロースとかにグレードアップして、あとは前菜、サラダ、デザートがバイキングになっている。
ちょっと、女性客多くて、おっさんは落ち着かないところもあるんだけど、旨いし、いいとこです。混みますから、必ずし予約が必用です。
普段、家庭サービスを怠けているようなお父さん、女房や娘を連れていけば、お父さん、やるじゃない、ってことになると思いますよ。お薦めです。
私はオムライス、
女房は石焼きビビンバ、
あとはバイキングをこんな感じや
こんな感じで、
ランチを楽しんで、さあ、湯西川へ。
ひとつ、残念なこと。
湯西川源流には八ツ場ダムよりでかそうな、超巨大ダム建設が進んでいるのは承知しているんだけど、湯西川までの道中が、これまでの渓流沿いの山道がとうとう通れなくなってしまい、ダムに沈まない高い位置に新たに作られたトンネルの連発道路になってしまったこと。
いまさら、しょうがないけど、ほんと、何を考えているんだか、悲しくなる。
絶景がまた、消える。
トンネルをいくつか連発で抜けていくと、湯西川の温泉集落に到着。
3時のチェックインまで時間があるので、かまくら祭を見に行く。
今年は暖かめで、この日もみぞれ混じり。道路は雪も溶けていましたが、ミニかまくらが川沿いにたくさん作られていて、ほんとは夜のライトアップが最高なんだけど、夜は腹一杯食べて、お酒飲んで寝てしまうので、去年も今年も、ライトアップは見損なってしまいました。
3時ちょい前にチェックイン。
女将さんが出迎えてくれました。
今回は、女房が女将さんに自作のチーズケーキを手土産に持参、
1年ぶりの再開で、話も弾む。
私や女房のブログもちょくちょく見ているみたいで、あの件はどうだったの?とか、
口コミについて、意見交換したり、
大河ドラマは、平清盛
ポスターはってました。
営業的には追い風かな。
この日も満室、1月からは休みなしで忙しいと言ってました。
二階の喫煙場所
禁煙部屋もあるのでね。
鎧武者に守られた自販機の手前が今回のお部屋、亀の間
和室の12.5畳
窓からは土手なんで、夏秋は、この土手がちょっとうっとうしい感じもあるんだけど、冬場は雪景色だし、上のほうには雪にかすむ山々も見えるので、いい感じです。
籐の椅子は船山のロビーにあるのと同じ感じ
テレビはまだ地デジ化してませんとか
壁にはいつものように、はんてん
茶菓子は、前は平家最中だったけど、今度はこんな感じ
日光のみやびだとか。うまかったですよ。
いろんな変り種の部屋飾りがあるんだけど、こんなのがいました
いつの模様に、お風呂への通り道には猫の置物
さて、お風呂
貸切が開いていたので、そっちへ
ペーハー8.8のアルカリ温泉
入れば入るほど、お肌すべすべ
ほんと、いいお湯です。
馬油のシャンプーなど
ちなみに内湯
併設の露天風呂
込まないので、貸切気分でゆっくり入れますよ。
夕食
お品書き
お品書きがあるとうれしいですね。
コピーでもなんでもいいんですよ。こういうのは。一生懸命説明してくれるところでも、お品書きないと、あれ、なんだっけ?とあとから思うこともあるしね。
結婚20周年の年なんですと、と女房が言っておいたのではなく、多分、女房のブログを女将さんが見ていて、気を使ってくれたのかな、おめでとうございますということで、スパークリングワインを頂きました。
おいしかったですよ。ありがとうございます。
前菜の小鉢
マスカルポーネ・チーズを合えたポテサラ
鹿肉の味噌炒め、野趣もあってちょっとピリっと、いい感じです。
山菜の白和え
八汐マス
鹿刺し
ここの定番です。ルイベ(冷凍していたのものをちょっとだけ解凍した感じのもの)
いい食感です。酒が進みます。
さらにこんなものも
山椒魚のから揚げ
珍しい、山里の「ユンケル」ですって、女将さん。
これね、うまいんですよ。から揚げされると、そんなにグロテスク感なくて、子持で。
ということで、今回はまず、熱燗を頂いて、それからこの宿自慢の「ドブロク」
ずいぶん、飲みました。夕食前にも部屋で一杯、二杯とやっていたのでね。
だから、夕食後、即効で爆睡してしまうわけですよ。それがまた、プチ幸せな時間なんですけどね。
煮物
岩魚の塩焼き
原発事故のこともあって、検査して、大丈夫だったので、出せましたと、
食を提供する側の責任も、ちゃんと意識しています。
焼き加減よく、私は尾っぽの手前を手づかみして、頭からガブりとやりますが、焼きが甘いと頭が骨っぽくて、のどにひっかかる場合がありますが、今回は完璧!おいしく頂きました。
岩魚は、塩焼きが基本ですが、素揚げ、餡かけなども好きです。
お口直し
シャーベットですが、そうそう、伊香保のぴのんででるようなおいしいシャーベットでした。
もち豚の鉄板焼き
焼く前の姿。
4切れ、けっこう分厚い。
この時期、牛は色々あるから持ち豚にしたのかも。
かなりうまかったですよ。焼けたところ、写し忘れました。
てんぷら
さらに冷酒
ばんだい餅
これは湯西川の郷土料理。鬼おろしで野菜をすり、うるち米のお団子、味噌仕立て。
ご飯は釜飯
閉めの蓬蕎麦
デザートは杏仁豆腐
以上、湯西川のフルコースでした。
料理は結構テンポよく、出来立てが運ばれます。
大旅館で部屋出しで、一品出しする場合でも、大量に作ってたくさんの部屋へ届けるから、間が開いたり、さめたりしてしまうけど、5組だけ、食事ところで、いいタイミングで出されると、熱々の出来立てだから、おいしいに決まっている。
女将と、若女将が、5組を半々、料理を出して、説明して、楽しい会話も時々はさみ。
夕食のサポートが女将だったら朝食時には、若女将だったり、接客は満遍なく。
若女将もいい味出ているんですよ。
ちょっと、湯西川訛りがある感じで、
けっこう美人ですよ。
腹いっぱいで、即効で爆睡
湯たんぽが入っています。
うちは寝るときに猫が布団にもぐってくるので、ちょうど、この湯たんぽな感じ(もう少し、猫のほうが熱くないけど、結構猫も、ビタっと入り込むとかなり熱いものです)
夜中もあまり起きず、8時過ぎから朝の6時半まで、ぶっ通しで寝ました。
この間いった中禅寺湖の湖上苑でも爆睡したけど、やっぱり、普段、かなり疲れているみたいで、寝貯めが出来てよかったですよ。
朝風呂浴びて、目を覚まし、朝食。
小鉢に
タジン鍋
中身はこんな感じ
それと、いつものように卵は「玉子焼きか目玉焼きか生卵、どれにしますか?」というチョイスで、今回は二人とも玉子焼きにしました。
そうだ、普通のお櫃に加え、カウンターに五穀米のお櫃もあって、ご希望なら五穀米もどうぞ、といううれしいサービスがありました。
五穀米で小鉢や玉子焼きをおかずに一膳、
白飯に納豆、タジン鍋でもう一膳、
あとちょっとだけお代わりし、2膳半も食べました。
朝のデザートはヨーグルト
食後はモーニングコーヒー
囲炉裏で、タバコ一服、おいしいコーヒーを頂きます。
一人、15750円。
あと、お酒少々で33600円。
満足満足。
お土産に自家製の麦味噌を頂きました。
今度は友達もつれてきますね、と言い残し。
控えめな若旦那が見送ってくれて、
名残惜しさ残して岐路へ。
女将さ~ん、また行くからね。
若女将も頑張ってね。