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豪雪の湯西川温泉 清盛 五度目 その3 [湯西川温泉清盛]

湯乃宿清盛はペット専用宿にリニューアルされました。このブログ記事はそうなる前のものです。

湯西川温泉の湯乃宿 清盛 五度目。

上州、四万温泉の長静館

信州、 美ヶ原温泉の御宿石川

そしてここ、蕨屋の好きな宿です。 

いずれもこじんまりとして、静かで、お湯が良くて、料理が美味い。人が良い。

清盛さん、平家落人の郷、ズバリのネーミング。

甲冑と 

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鹿さんがお出迎え

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湯西川の郷は、み〜んな親戚みたいなんですって。

今回、みやび の部屋 に泊まりました。いつもは 清盛 の部屋。 こっちの方がややお安い。

ドアを開けると、 

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中はこんな感じ。

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でかいテレビ、 WOO の50 だったかな。

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和む椅子

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布団は二枚重ねで寝心地よし。

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湯たんぽ入れてくれるので

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猫飼ってる人はわかると思いますが、ちょうど布団の中、足元に猫が潜り込んでる感じです。

 

茶菓子は 平家最中

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温泉宿らしく、これあると、一応乗りますよね。

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鏡台のところ、おっさんには関係ないけど、こういうのは女性にいいんでしょうね。

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風呂場は貸切風呂、男湯、女湯の三ヶ所。

この日は三組だけだったので、どれでも貸切にできた。 

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アルカリのいい温泉です。

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大雪の寒波だったので、露天は寒い、が、雪見できてよかった。

ひとっ風呂浴びて、部屋で一杯。

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女将さんが沢庵つけてくれた。

 

清盛さん、少し値下げしてますので、その分、夕食の量がやや減ってます。過去記事見ると分かりますが、これでちょうどよくなったかな、と思いますので、この路線継続で頑張ってください。 

これまで四度の投宿記 

湯西川温泉・湯乃宿 清盛 今年の温泉大賞決定! 

 http://siraokaya-jiro.blog.so-net.ne.jp/2010-11-07-1

 

雪の湯西川温泉・清盛 ニ度目の投宿

http://siraokaya-jiro.blog.so-net.ne.jp/2011-02-13

 

湯西川温泉、清盛、三度目、やっぱりいいな、お気に入り

http://siraokaya-jiro.blog.so-net.ne.jp/2012-03-11

 

湯西川温泉 湯乃宿 清盛 久しぶり4度目

http://siraokaya-jiro.blog.so-net.ne.jp/2016-02-14 

 

湯乃宿 清盛 公式サイト

 http://kiyomori.net/

 

 清盛さん、頑張ってねと、うちの娘も言っております。

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豪雪の湯西川温泉、清盛、五度目、その2 [湯西川温泉清盛]

湯乃宿清盛はペット専用宿にリニューアルされました。このブログ記事はそうなる前のものです。

湯西川温泉、湯乃宿 清盛、五度目。
 
夕食
 
今回は御常連ばかり三組の予約だったんで、じゃあ三組で予約を〆ちゃって、変化球も出そうか、風呂も三ヶ所で、ずっと貸切で、ってことにしたらしい。
なので、お品書無しで、ですって。
 
先付  綺麗でしょ
 
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天麩羅
 
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これが、冷めてるっていうか、冷んやりなんだけど、衣サクサクで、美味い。
最初、あれ、冷めてるって思ったんだけど、食べたら美味しい。
姫竹と山芋磯部、オクラ。
狙い?
 
鹿肉 味噌炒め  これは日本酒だよねー
 
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とここで、女将さんからプレゼント、ちょっといいお酒、頂きました。
◯◯さん来るっていうから、これ呑まそうと思って、だって。嬉しいね。 
 
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これは、呑兵衛のための酒だね〜。 
 
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山女魚 素揚げ、二度揚げの餡掛け 
 
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これは美味かったねえ。頭からガブリと食らいつくと、香ばしくて、濃厚で、で甘酢餡が爽やかで、よかったなあ。
 
上の酒、ここでお代わり。
 
風呂吹き大根 
 
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鹿刺し
 
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ルイベです。
 
変わり蕎麦 
 
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よもぎ蕎麦です。
トマトソースで冷製パスタな感じで、わたしはこれ、好き。
 
一升箆(べら)
 
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山鳥のつくね、味噌焼き

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これも郷の料理。
山鳥ってなに?とは聞かなかった。
なんでも、湯西川温泉の本家伴久の24代女将考案だそうです。 
 
 
 
お口直し
 
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伊香保のぴのんを思い出す。
 
お肉
 
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二切れですけど、けっこうお腹いっぱいも近づいてきたので、ちょうどいい量かな。 
 
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ばんだいもち 板台餅
 
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湯西川などの郷土料理
 
もち米ではなく、うるち米の餅。
味噌つけてやいたり、こうやって汁物にしたり、食べ方はいろいろあるそうで。
 
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湯西川の人はこれで酒を呑むそうで、
 
私はこちらで
 
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〆に釜飯
 
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いい具合のおこげ
 
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食べきれなければお握りにしてくれます。食べきりました。
 
デザート
 
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右側の、干しバナナ!
 
バナナを干す?
乾燥イチジクみたいな食感で、けっこう好きです、これ。おもしろい。 
 
台座にはこんな模様が、日光彫かな、 
清盛さんの家紋だそうです。 
 
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女将さんとの話も弾んで、楽しいひと時でした。
酒も、料理も美味かったし。 
 
ぐっすり、寝ました。
 
 
 
たべきれない、お腹苦しい、という分量ではないので、胃もたれせず、ちょうど良かった。 
 
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茶香が焚いてあって、 良い睡眠とれました。
 
 
朝食
 
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左上はとろろ、真ん中の蓋を開けると 、
 
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白米、二十穀米、麦飯をカウンターから好きなだけ。
 
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名物のタジン鍋 鮭かソーセージのチョイス。
 
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卵は生、目玉焼き、玉子焼きからチョイス。 
 
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美味しい朝食です。
二十穀米と白飯で二膳頂きました。
ご馳走さま。
 
ロビーにコーヒーマシンあるので、セルフサービスでモーニングコーヒーを。
 
清盛さん、いい宿です。
 
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続く、、 
 
 
 
 

豪雪の湯西川温泉 清盛 五度目 その1 [湯西川温泉清盛]

湯乃宿清盛はペット専用宿にリニューアルされました。このブログ記事はそうなる前のものです。


1月14日、栃木の山奥、湯西川温泉の清盛へ投宿。

今年最強の寒波到来で日本海側は大雪、関東にも雪が来る、センター試験大丈夫か?とか、国交相が「無用の外出は避けるように」などと談話する中、そうは言ってもね、予定ですから、栃木の山奥、湯西川温泉なら多分、大雪間違いなしだろうが、行きますよ。何しろスタッドレス、新品だしね。私ゃあ北海道人ですから、別に吹雪の峠越えも大丈夫だしね。

とは言え、結構な量、降りましたね。

因みに、東北道、ガラガラでした。正月に、三連休もあったばかり、で大雪警報ではね、出かけんでしょ。

日光有料道路降りたらもう雪でしたね。 

日光入口 

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ランチは翠園、日光、川治、湯西川方面に出かけるときはここが定番。

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11時開店前、従業員さん、雪かきしてました。

鶏肉のXO醬炒め

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美味いですよ。そのうち、翠園特集組もうと思ってます。

特に、デザートの杏仁豆腐が絶品です。

鬼怒川も、川治も雪道、所々吹雪。

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道の駅 湯西川到着 

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ガードレール沿の人影、ダム湖の写真撮ろうと三脚立ててるマニアなおじさんたち。 

湯西川温泉行きのバス、寒そう。

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ダム湖も薄氷 

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雪景色もね、紅葉に負けず、いい眺め。

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湯西川温泉のかまくら祭は1月28日からなんで、どっか行こうかなと思ってる人はどうぞ湯西川温泉へ。 

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うちらは何度かかまくら祭観てるので、直前の閑散期に宿応援。

清盛の食事やらお部屋などについては別稿で。

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ここでは雪景色。

貸切風呂 

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雪見風呂 

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部屋の窓からは氷柱(つらら)

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北海道人には見慣れた景色ですけどね、北海道人は氷柱みるとなんとなくホッとします。

夜中、かなり降り積もったみたいで、朝、若旦那が自家用除雪マシーンで出動。

私のアクセラちゃん、タイヤの半分は埋まってました。 

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でも、朝陽が射し込むといい雪景色

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帰りは雪もあがってましたが、日光市内までは雪道のまま。 

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湯西川の出口付近。

前の車は馴れてないみたいで、ちんたら、ブレーキちょいちょい踏み過ぎで、おたおた走ってました。

雪道はオートマではなく、マニュアルで、二速、三速でスムーズに走りましょう。

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日光市内でチェーン巻く若者見かけましたが、スタッドレスで来ましょうね。 

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続く 

 


湯西川温泉 湯乃宿 清盛 久しぶり4度目 [湯西川温泉清盛]

湯乃宿清盛はペット専用宿にリニューアルされました。このブログ記事はそうなる前のものです。

湯西川温泉、湯乃宿「清盛」へ投宿。
久しぶりです、2012年以来かな。

最初の投宿が2011年で、大満足して立て続けに三度行ったのだけど、その後はちょっと間が空いた。
アチコチ行きたいものだから。

栃木の山奥
日光、鬼怒川、川治、その奥が湯西川温泉

平家の落人伝説はあちこちにあるが、
ここは本物、
温泉宿は大小たくさんあるが、みな、親戚だったりするらしい。

最初に投宿したときに、女房と女将が意気投合したみたいで、それからもちょくちょく連絡とりあったりしてたみたい。

5部屋の小規模宿。
だから静か。
大旅館はそれなりに豪華絢爛で、テーマパークのような楽しみもあるかもしれないが、小規模宿には小規模ゆえの良さがある。
 
人がいっぱいいてうっとうしくない。
女将、スタッフとの距離が近いから親しみやすい。
料理も大人数への大量生産と一挙出しの喧騒がなく、料理人とスタッフの温もりがついてくる。
風呂も混まないからゆったりのんびり出来る。
宿と近しくなれば、馴染みになり、また行きたくなる。
 
湯西川にはたくさんの有名旅館もあるが、他へ行こうとは思わない。
 
今回は、久喜インターから東北道、宇都宮道路を経由するつもりだったけど、間違って降りてしまい、日光杉並木街道で日光へ。
 
いつもの中華料理店 翠園 で昼食。
 
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ここは香港風広東料理です。
 
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私はCランチ
 
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そんな、びっくりするようなとこではないですけど、結構人気ですよ。
美味しいし、特に、杏仁豆腐は絶品です。
六本木の某〇〇飯店より好きかも。
 
さて、清盛
 
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泊まった部屋は「清盛」、宿では一番いい部屋。
 
平家ですから、甲冑がお出迎え
 
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部屋は「清盛」の名がつく和室
 
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改装されていて、立派なソファに、窓際にはリクライニングチェア
 
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景色はそんなに良くないんだけど、
 
今の時期は雪の壁

改装されて、次の間はベッドルームになっていた
 
こんな目隠しがあって
 
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10㎝強のマットレスにプラス、無圧のマットがあり、実に寝心地がよかったわ。

仰向けに寝て、一発で体勢がドンピシャなんで、寝返りを繰り返して寝心地を探る必要がなかった。
これはよい。

夕食後、いつものことだが、即効で寝たが、夜中に起きもせず、熟睡した。

温泉はアルカリの美人の湯、源泉かけ流しです。

男湯
 
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露天風呂
 
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女湯

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貸し切り湯
 
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夕食後は、男湯、女湯ともに貸し切りで使える。5部屋だから、そんなにバッティングしないから、ストレスフリー。

アルカリの単純泉。良く温まるし、肌もスベスベになる。
実にいいお湯です。
 
チェックインして早々と、夕飯前、朝飯前に入りました。

夕食は郷土、山里の料理、食事処で頂きます。
 
5組ですから、団体の宴会客がいるわけでも、親子三代で赤子が泣くとかありませんから、女将や若女将と談笑しつつ、静かにいただけます。
 
 
お品書き
 
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前菜もいいね
 
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左奥にあるのが鹿肉のみそ焼きなんだけど、これがまた、酒にあう

煮物はふろふき大根
 
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鹿刺
 
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岩魚の塩焼き
 
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酒は生ビールに、
 
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地酒の冷酒を二本
 
これと
 
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これ
 
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変わり蕎麦
 
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他に2品、
ちょっと秘密で頼んでおいたものを頂いたんだけど、それは不掲載
 
ご飯は釜飯
 
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炊き上がりはこんな感じ
 
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御口直し
 
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お肉 今回は栃木牛にして頂きました
 
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栃木の郷土料理の代表でもある しもつかれ
 
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昔、どっかで食べた しもつかれ  かなりまずかったのだけど、ここのは大変美味しい
 
これは ばんだい餅
 
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お米の食感が少し残るお餅入りの鍋汁
 
で、デザート
 
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腹一杯で爆睡しましたが、
寝床に湯たんぽが入ってて、
猫は自宅に置いてきぼりでしたが、なんか、足元に猫がいるような感じで寝入りました。
 
 
朝食もいいね
 
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こうした、さりげないのもいいですね。
 
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箱の中身は六点セット
 
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ご飯は五穀米と
 
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お櫃ご飯
 
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卵は生卵、目玉焼き、卵焼のチョイス
 
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タジン鍋
 
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中身はおっきなソーセージか鮭が選べますが、ソーセージがオススメ
 
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五穀米と六点セットで一膳、
白米と納豆とタジン鍋でもう一膳
若いひとなら三膳いけますけど、中高年はニ膳にしておきましょう。
 
朝飯の満足度も、かなり高いです。
もちろん、夕食も。
コスパは最高クラスだと思います。
自分たちの趣味、主観ですからかなり贔屓目かもしれませんが、いい宿です。
 
紅葉か、雪が似合う湯西川ですが、今年は暖冬で雪少なく、、、
 
かまくら祭やっていました
 
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ミニかまくらもライトアップすると、いい感じになります。
カップルは夕食後にちょいと出かけましょう。
 
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ここの女将、若女将は犬好き、猫好きです。
 
あちこちに猫のオブジェがあります。
 
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湯西川いくなら、清盛さん、オススメですよ。
 
 
またそのうちね。
 
 
 
以前、行ったときは、まだ奥地のダム工事最中でしたが、終わったみたいで、ダンプは走ってなかった。
八ッ場ダムもそうだけど、
戦後早々に計画され、治水だとかなんとか、、
その工事で生計を立ててきた人々も沢山いると思うけど、
せっかくの景観がぶち壊されて、悲しい限り。
自然の猛威と折り合いをつけて、静かに生きて行けるような世の中だったらいいんですけどね。
五十里ダムから奥地へは、トンネルに次ぐトンネル。
トンネルだらけでなかったときには、スバラシイ錦秋が堪能できたんだけど、もうそれが難しいみたいだ。
 
でも、そこを潜り抜けた先には、湯西川温泉の自然とお湯と美味しい郷土料理が待っています。
 
 
 
 

湯西川温泉、清盛、三度目、やっぱりいいな、お気に入り [湯西川温泉清盛]

湯乃宿清盛はペット専用宿にリニューアルされました。このブログ記事はそうなる前のものです。

湯西川温泉、湯乃宿・清盛、蕨屋三度目の投宿。
一昨年、ここを発見し、去年2月に再訪、すっかり気に入って、今回が三度目になる。

日光から鬼怒川方面へ、川治温泉を通過してさらに山奥へ入る。平家落人伝説の隠れ里 とも言われている。

北関東の有名な温泉地も一通り訪ねたし、もう少し奥の方まで足を伸ばしてみるか、日光、中禅寺湖、奥日光湯元、川治、川俣、女夫渕、、と行ったら、あとは湯西川だなあ、ということで初訪問したら、これが実に良かった。
秋の、紅葉の時季終盤、赤い紅葉は少なかったんだけど、黄色、黄金色の絶景が素晴らしく、まさに「錦秋」とはこの事か、と感動したのが最初。


大旅館の喧騒が苦手になり、こじんまりした宿で、女将や主人の顔が見えて、家族一同で頑張ってる感があって、応援したくなるような親しみを抱けるようなところが
が好みになった。
温泉の質がよく、でも温泉がいいことに胡座をかかず、常にお客さんを大事にしようという姿勢のある頑張りやさんな宿が好きになった。
そんな好みにぴったりな宿が清盛。

アルカリのお湯は最高だし、
無料貸し切り風呂もあるし、
全5部屋でこじんまり、
女将さんが頑張りやさんで、
若女将もいい味だしていて、
料理も旨いし、地元感があって、工夫もある。
男衆は控えめに料理や裏方で静かに頑張っている。
田舎で、
山奥で、
異郷の地で、
私たちが求めているところにぴたりと来る。


二回目は、真冬、2月、雪に埋もれた湯西川、かまくら祭。私は生まれが北海道だから、雪景色は当たり前なんだけど、埼玉、茨城育ちの女房はこういうの大好き。私も雪景色は気持ちが落ち着く。

そして三度目もまた、かまくら祭も終盤の3月。三度以上リピートしているのは、この間、湖上苑の投宿記にも書いたけど、かなり私たちにはドンピシャなわけで。この清盛は、今回の三度目も大満足で、たぶん、暫くは毎年いくんじゃあないかな。三度目で打ち止めにならず、毎年いくようになったのは、船山温泉、湯神、友家ホテル。清盛もそんな毎年通う宿になりそうだ。
それにまた、私を運転手に、女房が友達つれて行く計画をたてるんじゃあないかな。一番身近な友達を連れて行きたくなる宿、きっと満足してくれるから自信をもって連れて行ける、ご招待する宿にもなりそうだ。

さて、今回。
往きは9時出発。最近、仕事が忙しく、かなりお疲れの私に気を使い、ほんとは早く出かけたい女房が8時半まで起こさなかったので、ゆっくりめなスタート。
でもね、今の時季は東北道は渋滞しないし、高速代も久喜から鹿沼まで千円ポッキリなんで、ケチることもないので余裕です。

ランチを宇都宮市内にある「石の蔵」という和食バイキングにしたので、鹿沼インターで降ります。宇都宮駅の近く。10時45分ころ着いたので、11時半の開店まで時間があるので、近くの東武のデパ地下で時間潰すくらいのゆとりがありました。
白岡だから、東北道は即だし、宇都宮、日光あたりはほんと近い。

ランチはこんな感じで、メイン料理にオムライスか、石焼きビビンバか、追加料金払ってリブロースとかにグレードアップして、あとは前菜、サラダ、デザートがバイキングになっている。
ちょっと、女性客多くて、おっさんは落ち着かないところもあるんだけど、旨いし、いいとこです。混みますから、必ずし予約が必用です。
普段、家庭サービスを怠けているようなお父さん、女房や娘を連れていけば、お父さん、やるじゃない、ってことになると思いますよ。お薦めです。

私はオムライス、

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女房は石焼きビビンバ、

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あとはバイキングをこんな感じや

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こんな感じで、

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ランチを楽しんで、さあ、湯西川へ。


ひとつ、残念なこと。
湯西川源流には八ツ場ダムよりでかそうな、超巨大ダム建設が進んでいるのは承知しているんだけど、湯西川までの道中が、これまでの渓流沿いの山道がとうとう通れなくなってしまい、ダムに沈まない高い位置に新たに作られたトンネルの連発道路になってしまったこと。
いまさら、しょうがないけど、ほんと、何を考えているんだか、悲しくなる。
絶景がまた、消える。

トンネルをいくつか連発で抜けていくと、湯西川の温泉集落に到着。

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3時のチェックインまで時間があるので、かまくら祭を見に行く。

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今年は暖かめで、この日もみぞれ混じり。道路は雪も溶けていましたが、ミニかまくらが川沿いにたくさん作られていて、ほんとは夜のライトアップが最高なんだけど、夜は腹一杯食べて、お酒飲んで寝てしまうので、去年も今年も、ライトアップは見損なってしまいました。

3時ちょい前にチェックイン。

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女将さんが出迎えてくれました。

今回は、女房が女将さんに自作のチーズケーキを手土産に持参、
1年ぶりの再開で、話も弾む。

私や女房のブログもちょくちょく見ているみたいで、あの件はどうだったの?とか、
口コミについて、意見交換したり、

大河ドラマは、平清盛

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ポスターはってました。
営業的には追い風かな。
この日も満室、1月からは休みなしで忙しいと言ってました。

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二階の喫煙場所

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禁煙部屋もあるのでね。


鎧武者に守られた自販機の手前が今回のお部屋、亀の間

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和室の12.5畳

窓からは土手なんで、夏秋は、この土手がちょっとうっとうしい感じもあるんだけど、冬場は雪景色だし、上のほうには雪にかすむ山々も見えるので、いい感じです。

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籐の椅子は船山のロビーにあるのと同じ感じ

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テレビはまだ地デジ化してませんとか

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壁にはいつものように、はんてん

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茶菓子は、前は平家最中だったけど、今度はこんな感じ

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日光のみやびだとか。うまかったですよ。

いろんな変り種の部屋飾りがあるんだけど、こんなのがいました

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いつの模様に、お風呂への通り道には猫の置物

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さて、お風呂

貸切が開いていたので、そっちへ

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ペーハー8.8のアルカリ温泉
入れば入るほど、お肌すべすべ
ほんと、いいお湯です。

馬油のシャンプーなど

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ちなみに内湯

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併設の露天風呂

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込まないので、貸切気分でゆっくり入れますよ。



夕食

お品書き

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お品書きがあるとうれしいですね。
コピーでもなんでもいいんですよ。こういうのは。一生懸命説明してくれるところでも、お品書きないと、あれ、なんだっけ?とあとから思うこともあるしね。

結婚20周年の年なんですと、と女房が言っておいたのではなく、多分、女房のブログを女将さんが見ていて、気を使ってくれたのかな、おめでとうございますということで、スパークリングワインを頂きました。

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おいしかったですよ。ありがとうございます。

前菜の小鉢

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マスカルポーネ・チーズを合えたポテサラ
鹿肉の味噌炒め、野趣もあってちょっとピリっと、いい感じです。
山菜の白和え
八汐マス

鹿刺し

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ここの定番です。ルイベ(冷凍していたのものをちょっとだけ解凍した感じのもの)
いい食感です。酒が進みます。

さらにこんなものも

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山椒魚のから揚げ
珍しい、山里の「ユンケル」ですって、女将さん。
これね、うまいんですよ。から揚げされると、そんなにグロテスク感なくて、子持で。

ということで、今回はまず、熱燗を頂いて、それからこの宿自慢の「ドブロク」

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ずいぶん、飲みました。夕食前にも部屋で一杯、二杯とやっていたのでね。
だから、夕食後、即効で爆睡してしまうわけですよ。それがまた、プチ幸せな時間なんですけどね。

煮物

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岩魚の塩焼き

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原発事故のこともあって、検査して、大丈夫だったので、出せましたと、
食を提供する側の責任も、ちゃんと意識しています。
焼き加減よく、私は尾っぽの手前を手づかみして、頭からガブりとやりますが、焼きが甘いと頭が骨っぽくて、のどにひっかかる場合がありますが、今回は完璧!おいしく頂きました。

岩魚は、塩焼きが基本ですが、素揚げ、餡かけなども好きです。

お口直し

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シャーベットですが、そうそう、伊香保のぴのんででるようなおいしいシャーベットでした。

もち豚の鉄板焼き

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焼く前の姿。
4切れ、けっこう分厚い。
この時期、牛は色々あるから持ち豚にしたのかも。
かなりうまかったですよ。焼けたところ、写し忘れました。

てんぷら

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さらに冷酒

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ばんだい餅

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これは湯西川の郷土料理。鬼おろしで野菜をすり、うるち米のお団子、味噌仕立て。

ご飯は釜飯

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閉めの蓬蕎麦

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デザートは杏仁豆腐

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以上、湯西川のフルコースでした。

料理は結構テンポよく、出来立てが運ばれます。
大旅館で部屋出しで、一品出しする場合でも、大量に作ってたくさんの部屋へ届けるから、間が開いたり、さめたりしてしまうけど、5組だけ、食事ところで、いいタイミングで出されると、熱々の出来立てだから、おいしいに決まっている。

女将と、若女将が、5組を半々、料理を出して、説明して、楽しい会話も時々はさみ。
夕食のサポートが女将だったら朝食時には、若女将だったり、接客は満遍なく。
若女将もいい味出ているんですよ。
ちょっと、湯西川訛りがある感じで、
けっこう美人ですよ。


腹いっぱいで、即効で爆睡

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湯たんぽが入っています。

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うちは寝るときに猫が布団にもぐってくるので、ちょうど、この湯たんぽな感じ(もう少し、猫のほうが熱くないけど、結構猫も、ビタっと入り込むとかなり熱いものです)

夜中もあまり起きず、8時過ぎから朝の6時半まで、ぶっ通しで寝ました。
この間いった中禅寺湖の湖上苑でも爆睡したけど、やっぱり、普段、かなり疲れているみたいで、寝貯めが出来てよかったですよ。

朝風呂浴びて、目を覚まし、朝食。

小鉢に

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タジン鍋

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中身はこんな感じ

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それと、いつものように卵は「玉子焼きか目玉焼きか生卵、どれにしますか?」というチョイスで、今回は二人とも玉子焼きにしました。

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そうだ、普通のお櫃に加え、カウンターに五穀米のお櫃もあって、ご希望なら五穀米もどうぞ、といううれしいサービスがありました。

五穀米で小鉢や玉子焼きをおかずに一膳、
白飯に納豆、タジン鍋でもう一膳、
あとちょっとだけお代わりし、2膳半も食べました。

朝のデザートはヨーグルト

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食後はモーニングコーヒー

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囲炉裏で、タバコ一服、おいしいコーヒーを頂きます。

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一人、15750円。
あと、お酒少々で33600円。
満足満足。

お土産に自家製の麦味噌を頂きました。
今度は友達もつれてきますね、と言い残し。
控えめな若旦那が見送ってくれて、
名残惜しさ残して岐路へ。

女将さ~ん、また行くからね。
若女将も頑張ってね。

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