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友家ホテル、湯之谷温泉郷・大湯温泉、料理がおいしい努力賞宿 [友家ホテル]

友家ホテルに泊まる。

今週、2年ぶりに学生時代の同期が茅場町に遊びに来て、近場で呑んだのだが、そもそもその日は女房に早く帰ると約束していたので、飲んで帰ると言ったら怒っちゃって、だったら週末に温泉連れてけとゴネられて、その時の勢いで、ああいいよと言ってしまった訳で。

来たのは新潟は湯之谷温泉郷、大湯温泉の友家ホテル。
前から女房がいい宿だと見つけて、7月に勝手に予約を入れていたのを前倒しした訳。

道中は、経費削減の為、高速代が千円乗り放題になる関越の東松山まで下道を行き、関越で水上まで行き、水上の山路でランチし、また関越に乗って小出まで行って、そこから湯之谷温泉まで行ったわけ。

レストラン山路では、毎度お決まりの、女房はほうとう、私は釜飯。

ほうとうは前回と同じ山菜てんこ盛り。

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釜飯はお初の百合根釜飯。

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この百合根釜飯、かなりいいです。そういえば、百合根の釜飯というのは聞いたことないな。

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山路の前には利根川源流が流れていて、初夏の新緑、秋の紅葉など、四季折々の景色がいつも気持ちよい。



さて、湯之谷温泉は友家ホテル。

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2時チェックインのところ1時に着いたので入れないかと電話したが、まだ準備出来ていないと言われ、30分程時間を潰して1時40分程に入る。2時からだからちょっと慌てさせてしまったかな。
感じのいい若旦那?が迎えてくれた。
建物はかなり古い。案内されたのは4階だが、エレベーターがない。
最近、左膝が痛いのでありゃりゃと思った。
さすがに1階の大浴場から4階の部屋までの登りはキツい。部屋出しの配膳はそれ用のリフトを使っているようだ。

通された部屋は、8畳の和室プラス6畳のベットルームと広く小綺麗で、窓からは渓流が眺められて、申し分ない。

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改装されたばかりで、多分、広めだったベランダを拡張工事してベットルームを増設したのだろう。窓には新緑が映える。畳も綺麗。

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インスタント珈琲やお茶セットのコーナーもいい。

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胡麻プリンがウェルカムサービスについた。

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早速
一番風呂へ。早く入って写メするのが蕨屋流。
浴場は4つ。

男女時間入れ替え制の大浴場。

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眼前に渓流が広がる露天風呂付き。

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おしゃれな中浴場、

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内鍵式で無料の貸切風呂が二つ。時間制限も回数制限もないのがいい。

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お湯は無色透明、サラサラ系の優しいもの。

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ひとっ風呂浴びたらビール飲んで昼寝。

晩飯は部屋で。
順番にできたてを運んでくる。

前菜から良かった。

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まず、エビとホタテのテリーヌ、チーズの濃厚なソース。食感も味も見た目も良かった。初っ端がこれだったら、なんだか行けそうな気がした。

もうひとつがスモークサーモンのサラダ。よく売っているスライスものではなく、分厚い切り身のスモーク。多分、自前で作ったんだろう。崩しながらサラダの葉っぱと一緒に頂く。これも良かった。


白魚と姫竹の鍋。

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鍋としてはちょっと小さめだったが、味は良かった。これもあんまり経験しない味。

ひとつひとつは高級素材という訳ではないが、工夫があって、味付けもよく、へぇと感心しきりだ。毎度お決まりの旅館料理だと旅慣れした客は、まあこんなものかとなってしまうが、こういう変化球はとても嬉しい。


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炊き合わせはニシンと筍と生麩。
お造りはカツオ、ホッキ、鯛、甘海老。

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これ、あけびの新芽をさっと湯がいて、ウズラの黄身とダシ醤油で和えてズルっといく。初体験の味と食感。開高健が好きだった料理だそうだ。

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こしあぶらやタラの芽の天ぷら。粉チーズが下味に振るってあって、何も付けずにそのまま頂く。
うるいのお浸し酢味噌和え。これも珍しい。

鯛の兜焼き。

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男の手のひらサイズはある鯛の頭半身。塩加減がちょうど良かったので、両手ベトベトにしながら、目ん玉の裏、頬骨の間の身など、完全攻略した。

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シメのご飯はもちろん魚沼産コシヒカリ。最初一膳ずつ出されたが、お代わりしてくださいねと言われたので、どうせお代わりしますからもう持ってきといてと言うと、すぐにお櫃と塩昆布を持って来た。ツヤツヤで、お供の塩昆布をひとつまみ乗せただけで三膳、ペロリと行ける。
デザートはチョコミントの自家製シャーベット。

朝飯も三膳飯いけた。

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カレイの塩焼き。
独活の煮物。
アサリの味噌汁。
うまいハム。名前は忘れたが富山かどっかの有名なハムで、ハムでご飯くるんで食べてくださいと。
湯葉とジャコのサラダ風。
だし巻き卵。
フルーツヨーグルトサラダ。


女房殿、船山温泉もいいけどここもいいね、と。然り。
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コメント 2

Uchi

いつも蕨屋さんのブログで温泉に行ったつもりになっております。ありがとうございます。
船山温泉にとうとう行って来ました。
今朝コメントを書きましたのに消えてしまいました。2度行っていたらごめんなさい。
お天気も良く、少し前にテレビで紹介されていました裾野市の蕎仙坊という蕎麦やさんに寄りました。富士の裾野を通って新茶のあざやかな畑を入った山懐にありました。立派な古民家を移築した、趣のあるお店で、田舎蕎麦はちょっと固めですが、よくかむと、味は良かったです。
お昼を済ませ一路船山温泉に向かいました。
船山川の新緑を脇に見ての温泉はなによりのぜいたくでした。
いのしし鍋がおいしかったです。
食堂も川を望める工夫がされていて、いやみのない心遣いがされている宿ですね。

帰りは山梨県立美術館へ行って来ました。少し渋滞しましたが大宮の自宅が近づき川越の表示が見えてきて、美味しい鰻屋さんを思い出し、ぜいたくついでに私が鰻をおごるから寄って行こうということになりました。川越はNHKのドラマの舞台になったとのことで、にぎわっていました。で、目指した鰻屋さん「小川菊」に着いたのですが、われわれの直前で鰻が切れたとのことで、まさにのれんを入れたところでした。覗いた時はまだ最後のお客さんたちが食べておられました。残念。で、市役所前に車を止めて、お蕎麦やさんにしました。ここのご主人は不確かな情報ではありますが、確か脱サラで、(ここからは確かです)水そばで有名な山都で修行をされたのだそうです。
で我が家の贅沢三昧の休日は終わりました。又行こうね、と言いましたら、家のだんなさん曰く、来年ね、との事。・・・・・
又、蕨屋さんのページで行ったつもりにさせていただきます。
ありがとうございました。
by Uchi (2009-05-23 22:18) 

美和

Uchiさんこんにちは。船山良かったそうで本当によかったですね。
友家ホテルに行くまでは船山がベスト1だと思っていましたが友家ホテルに行ったらこっちのほうが一番だったです。
今度行ってみることをお勧めします。
by 美和 (2009-05-24 06:56) 

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