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今年は袋田温泉から [千葉茨城]

やっと、最悪の1年が終わった。

今年は、きっと、なにかいいことがあるだろう。

禍福は、糾える縄の如し。

禍と幸福、二つの縄がより合わさって一つの大きな縄となる。それが人生だとするならば、禍のあとには、福きたる、はず。

新年早々、北茨城の袋田の滝を見に行った。

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去年がオヤジが他界し、喪中だったので、初詣も、アケオメも無しだから、滝にでも詣でよう、ついでに温泉に入って去年の憂さを流そうというわけ。

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厳冬になると、この滝は凍りつくが、今年はまだ思いっきり流れていた。
日本三大名瀑のひとつ。
初詣代わりにはなったかな。
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茨城はたいした温泉がないんだけれど、ここ、袋田は温泉もわいている。
今回行ったところは、「袋田温泉・思い出浪漫館」というホテル。日帰り入浴もやっている。

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泉質はアルカリ性単純温泉(無色・透明・無臭) ph値:8.9。

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源泉温度は39.6℃とやや低く、当然、加温されている。
大浴場と併設の露天風呂は循環ろ過、塩素系の殺菌がされているのだが、別棟にある渓流露天風呂は加温しているものの源泉掛け流し。

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渓流露天風呂はちょっと加温しすぎで熱めだったが、お湯の入れ替え清掃が終わった一番風呂に入れたので、中々、気持ちよかった。アルカリ系のお湯だから、美人の湯、お肌スベスベ効果がある。内風呂はアルカリのヌルヌル感に欠けていたが、こっちはまずまず。

今年の温泉三昧、去年ほどには数こなせないかもしれないが、ぼちぼちとめぐってみたい。

 
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袋田の滝でのお昼は「昔屋」というところで麦とろご膳を頂く。
観光地のみやげ物屋街の食堂というのは結構、はずすが、ここはまあまあいけた。

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もう一つ、煎餅屋があって、「チーズ納豆煎餅」を土産に買った。女房は美味いといったが、私は、?
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千葉の金谷温泉と不老山温泉 [千葉茨城]

今年6月の館山ドライブの備忘録。

こんな日帰りドライブコース。

東金自動車道から館山自動車道

富津「かなや」で朝飯、朝風呂、

富浦インター傍の猫(にゃんだ)パークで猫と戯れ

房総フラワーライン、途中、州崎灯台など周りながら海岸線ドライブ

ホテル オーパ・ヴィラージュでランチ

安房自然村・不老山温泉日帰り入浴

帰る



朝飯、朝風呂。
食事処「かなや」

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2年前くらいのナビには載っていないから、地図と番地で向かう。
かなや で検索しても出てくる。漁師料理のかなや。
平日は10時開店だが、土日は9時からやっている。朝早起きしてひとっ走りして、9時ジャストに朝飯くって朝風呂に入る。

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飯は「なめろう」に決まっている。

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お風呂は温泉。

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掘ったら出たのか、出そうとして掘ったのか、その類だが、やや黒褐色の色つき風呂で面白い。

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太平洋というか東京湾を拝みながらの朝風呂は中々いい。


朝飯、朝風呂、でもまだランチには早い。
猫好きの時間潰し定番は猫(ニャンだ)パーク

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猫好きにはたまらない、ネコ一杯の館。

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巨大デブ猫が、手で水をすくって飲んでいるところなど、愛嬌満載だが、そんなに太らせてはダメだ。猫だってメタボになる、管理者責任を問われるぞ、と思いつつも、そんなことより、猫に癒される。

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ホテル オーパ・ヴィラージュ/OPA Village

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館山のランチ処。
いわゆる泊まれるレストラン。カノジョつれてドライブして、ランチするならうってつけ。

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南欧風、南フランス風、洒落た建物、プールもある。

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オーパ・ヴィラージュの名付けの親は、作家の故 開高健氏。そういえば、昔、存命中のウィスキーのコマーシャルで「オーパ!」とか言ってたっけ。それでオーパ。

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デザートもスープもパンも中々、繊細で美味しい。女性受けする。


ランチも済んだし、もう、ひとっ風呂浴びてから帰ろう。
千葉の温泉といえば海岸線にいくつかあるのと、山間部では養老渓谷だが、館山の近くにも面白い温泉はある。

不老山薬師温泉

安房自然村というのがあって、その中にある温泉。

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建物は、イマイチ、やる気を感じない風情で、日帰り入浴施設は外にある。
メタほう酸、メタけい酸、重炭酸ソーダが泉質。珍しい。

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内風呂と露天岩風呂。
露天風呂はちょっと塵もあって、あまりコンディションは良くなかった。

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がややヌルヌル感があって、色は黒というより、琥珀色?
温泉の効能には、「ヒステリー及び神経衰弱」とあるが、本当か?検証したのか?不思議。
何でも縄文時代あたりからの化石海水のお湯らしい。源泉温度は18℃と低い、いわゆる冷泉で、加温はしているが、掛け流しで加水、塩素消毒などはないようだ。
話のネタに一度入ってみたから、いいや、というところかな。
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銚子でなめろうを舐める、と犬吠埼観光ホテルの湯 [千葉茨城]

6月3日、日曜日。
銚子・犬吠埼まで弾丸日帰りドライブをしてきた。
2日の土曜日は会議にサーバルーム工事の立会いで出社、日曜日も仕事になりかけていたが、出社しなくてもなんとかなるということで、急遽休みになった。
月曜日から調子の悪い女房の気分転換もかねて、調子が悪いなら銚子へ行こう、犬吠埼なら温泉もあるし、鯵のなめろう食べて、磯牡蠣食べて、干物買って帰ってこよう、ということになった。

 
我が家、温泉といえば群馬、栃木、信州が中心で、足を伸ばせば北茨城とか福島までは出かけるが、千葉というと、あんまりたいした温泉もないし、湾岸道路は混んでそうでいやだ、東関東自動車道も地味だし、、と、あんまり出かけたことはなかった。でも、たまにはいいか、と思って、なめろう食べに行くことにした。
距離は蕨から銚子まで約160キロ。
湾岸が混んでいるといやだなと思い、5時起き、5時半出発。さすがにこの時間だと渋滞もなく首都高を抜け、東関東自動車道へ入れた。渋滞なく、銚子港に着いたのが7時40分。早くつきすぎた。

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8時にならないとどこもやっていないので、それまでは海岸線をドライブ。

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犬吠埼灯台へと進む海岸線には、すでに磯釣り客が結構来ていたが、混雑はなく、磯の香りを楽しむ。
海は穏やかで天気も良かった。


8時からやっている「ウォッセ21」という観光客向けの市場へ。
安いことは安い。

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朝っぱらからバスで乗り込む団体客もいた。

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銚子漬けという醤油漬けのサバとアジとサンマの干物を買い、
普段スーパーでは売っていない「ほうぼう」と大きな「カマス」とアジの干物を買い、
銚子揚げというさつま揚げ、カレーボールというのが美味いらしいとネットの口コミで評判だったので、それも買う。

9時半過ぎ、犬吠埼マリンパークへ行って、小さな水族館を散策、10時半からイルカのショーがあるというのでそれも見た。動物好きのおじさんも結構楽しめた。

11時過ぎ、昼食。
銚子港に戻り、魚料理みうら というところで飯を食う。

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実は直前まで、銚子名物活魚料理 一山いけす がよさそうだということで入ったのだが、肝心のなめろうが無いというので、一度、座ってから出た。みうら にはなめろうがあることを携帯で確認した上で向かう。

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女房は上寿司となめろう、私はイワシ尽くし定食、プラス磯牡蠣。

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磯牡蠣は銚子の名物らしいが、2個で1200円、一口600円だが、この時季に生牡蠣食べられるのだから満足、この上ない。

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なめろうは絶品。アジとイワシのなめろうがあったが、女房はアジで。私もご相伴に預かったが、これ食べるためだけに銚子に来ても価値があるような気もする。

食後、日帰り温泉に入るために、一応、源泉掛け流しの湯があるという犬吠埼観光ホテルへ。

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千葉にも温泉が点在するし、ここ犬吠埼にも温泉はある。日本中、掘れば温泉は出る。掘れば掘るほど、温度も上がる。掘削に金もかかる。が、このあたりは中々、当たりが悪いのか、源泉掛け流しをうたっているところはほとんどなく、この犬吠埼観光ホテルだけだ。

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玄関先には足湯もあり、入り口には、「こんなに掘りましたよ」とアピールしているのか、掘削100メートル毎の砂利のサンプルも飾ってあった。

泉質、効能はともかく、見晴らしはいい。

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太平洋を眼前でフルフルに眺めながら、湯船と海が一体化した感じは癒しには充分だ。

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泉質はナトリウム・カルシウム塩化温泉。
自家掘削。

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源泉温度は28.5℃。掘った割には温度が低いので、加温はされているが、湯量はしっかりしているので露天風呂は大きめで、日帰り客を受け入れ、加水なしで掛け流している。内湯は循環しているみたいだ。結局、温度が高ければ循環せずに完全放流式でいけるのに、温度が低いから加温して、温度を保つために循環装置を使うことになる。

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化石海水温泉?
まあまあ、良かった。


飯も食い、温泉にも入って、干物も買って、目的は達成。
12時半。現地出発、湾岸線は多少交通量があったがまあまあスムーズな流れで、3時に帰宅。
朝5時おき出発、3時には帰ってくる、これなら渋滞知らず。
途中、追い越し車線を110キロくらいで無駄にふさいでみんなにあおられていたクラウンが邪魔だったなあ。

帰宅後、帰りがけの銚子港で買った巨大蛤を酒蒸しに、甘エビを刺身と味噌汁に、巨大カマスの干物を焼いてつまみにして5時から一杯やっていい気持ち。
当分、魚は買わなくても間に合いそうだ。冷凍庫は満杯。


おまけ画像の蕨屋次郎君。
寝相がだらしない。

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いわき湯本温泉 こいと [千葉茨城]

 平成18年2月11日、北茨城の磯原温泉「山海館」へ投宿の道中、お隣のいわき湯本温泉へ立ち寄ってきた。当家は主に群馬、栃木を温泉旅行の主戦場としているが、最近は信州にも足を伸ばし始めたが、もう一つ、エリアを拡大しようとしているのが福島。いわき湯本には以前、お湯ではなく、お魚目当てできたことがあるが、今回は初めてお湯へ入る。

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源泉掛け流しの旅館「こいと」 

 老舗の旅館「こいと」へ立ち寄った。この旅館と隣あわせで「古滝屋」という旅館があって、本当は古滝屋が第一候補だったのだけれど、立ち寄りサービス開始が11時からで、もう10時半前には現場に着いてしまったので、こっちにした。

 
 源泉100%掛け流しをうたい文句にしている。
 かなりこだわっているようなので、その説明サイトをこちらからどうぞ。いいお湯です。お勧めですよ。
 10時半ですでに先客が一人いた。
 ほんのりと硫黄の香り、お湯は透明だが、やや緑かかった感じにも見えた。
 内湯はもうもうたる湯煙でやや熱め。湯船からお湯が溢れている。
 露天はこじんまりとしたたたずまい。
 露天もしっかり掛け流し。湯口から注がれる量と、湯船の一角から放流されている量がほぼ一緒。
 いいお湯で満足したので、11時になったけれど古滝屋さんには寄らずにそのまま「ららミュー」へ直行した。


回転寿司の「おのざき」

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いわき湯本は温泉としてはかなりいいところなんだけれど、あとは大して見るところもない。唯一?楽しめるのが、いわき・ら・ら・ミューという海鮮市場。なんで「ら・らミュー」なのか、ミューだけがなぜカタカナなのか、よくわからないんだけれど、まあ、漁港にある魚屋大集合系のテーマパーク?といった感じ。

 とにかく、太平洋側の魚関係はほとんど全員集合状態で、クジラやイルカの肉もあるが、めあてはメヒカリ。車なので、冷凍物を一箱買った。駐車場は一杯、観光バスツアーも乗り付けてくるから、おじさんおばさんが多い。
 ちなみに写真に写っているおばさんは当家とは一切関係ありません。


 昼飯をここで頂いた。「おのざき」という回転寿司。

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 普通のすし屋もあるんだけれど、港だからネタ勝負、ひたすら珍しいものを食べまくるには回転寿司が一番。

 ミンククジラの握り。
 メヒカリの握り。
 どんこのキモ煮の軍艦。
 真たらの白子軍艦。
 巨大ボタンエビの握り。
 500円もしない大トロの握り。
 イバラ蟹の握り。
 アン肝の軍艦。
 あら汁。
 など等。地場系を堪能。さすがに回転寿司でデジカメしてもね、ってことで写真はなし。


アクアマリンふくしま

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 ららミューの近場に水族館がある。
 たいした展示はないんだけれど、セイウチやアザラシ、トドの遊泳姿が間近に見える。カツオやキハダの大群が回遊したりもしている。時間潰しにはちょうどよい。でも、筆者、水族館へ行くと、みんな、美味そうだな、これは刺身で、これはフライかな、とか、思ってしまう。一番、美味そうだったのは写真のイカ。姿作りにしたい。

 

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冬はやっぱり鮟鱇鍋の山海館 [千葉茨城]

2月11日、北茨城にある磯原温泉へ行ってきました。
茨城というのは、あんまり温泉がない。つくばエクスプレスでちょっと注目された筑波山に温泉があるのと、日本三大滝の「袋田の滝」があるところに袋田温泉というのがあるけれど、あんまりたいした温泉ではない。あとは北茨城にちょこんとある。県境から福島へちょっと越えたところにいわき湯本温泉という、結構泉質もよい、源泉掛け流しもやっている温泉郷があるが、その手前の茨城側にあるのが、今回行った磯原温泉というのと、五浦温泉の二つ。

磯原温泉の山海館。
関東近郊の一度は行ってみたい宿にも常にリストアップされている。
BSフジの「温泉に行こう!」にも登場する。
太平洋に面した温泉地。売りは絶景オーシャンビュー。たまに、12チャンネル系の「いい旅夢気分」にも出てくる。
何年か前にここへ泊まりたいと思って予約を入れようとしたらあいにく満室で、となりにある「としまや・月浜の湯」というところに泊まった。そこも「一度は、、、」に出てくる温泉で、料理自慢。そのときもアンコウ鍋を食べて、確かに中々良かったんだけれど、残念ながら、眼前のオーシャンビューの左3分の1が、この山海館に邪魔されて見えないというロケーション。それで気になってしょうがなかった。ようやく、念願かなっての投宿。

外環道に乗って常磐道。行きはいわき湯本温泉に立ち寄りして、いわきラ・ラ・ミューという海鮮市場でお買い物して、「アクアマリン福島」という水族館によってから山海館へ行くというルートだったので、常磐道はいわき湯本まで一挙に突っ走ったが、道中、余りこんでなくて2時間かからなかった。
いわき湯本の話はおいといて、山海館

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 鯨の尻尾のモニュメントが目印。
 鯨と言えば、近場の大津港では鯨やイルカも摂っていて、海鮮市場の回転寿司で「クジラ」の握りを頂いたが、懐かしい味がした。イルカの肉も売っていた。買わなかったけど。
 ロビーはぶち抜きガラスの絶景オーシャン・ビュー。天気よすぎで逆光強くて撮影不可。

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 部屋は全室、オーシャンビュー。泊まったところは7畳半の和室+αの部屋。狭くても絶景ですから高い。

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 波が打ち寄せます。
 太平洋側だからサンセットはありませんが、日の出はすばらしい、海面が光り輝きます。
 当日は満月2日前でほぼまん丸でしたが、月夜もいけます。天気がよければ月の光が海面に筋を造り、月の道ということですが、今回はすぐに雲に隠れてしまいました。

 夕食は部屋出しです。

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 最初に先付けとお造り、常陸牛の陶板焼き等が並びます。
 お造りはマグロも大トロ、海老には金箔がまぶしてあります。当然、アンキモ付きです。

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 牛の陶板焼きも美味しかったです。あまり焼かずにポン酢でどうぞっということだったのでそうすると、しゃぶしゃぶっぽい風味でいけました。

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 メインは当然、鮟鱇鍋。

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アンキモたっぷりのお鍋です。どこで食べてもアンコウ鍋はアンコウ鍋だし、銀座で食べても六本木で食べても美味さは一緒と思うなかれ。わざわざ、地場に出向いていって、そこの流儀の濃さで頂くから美味しいのです。キモをたっぷり使った濃厚スープがたまりません。白菜が意外に美味かったです。出汁をよくすっていたからですが、甘みがまします。
 アンコウのから揚げ。道明寺とあつらえたフライも美味しかったです。
 お鍋を一通り片付けたあと、うどん、雑炊と続きます。その手前で女房は満腹となり、私一人で雑炊をいただきました。うどんか雑炊のチョイスではなく、両方です。もう、腹はパンパンなんだけれど、おっさんになるとやっぱり雑炊を食べないと最後、しまりません。また、濃厚出汁で別腹も空いてきますので、最後、3杯食いました。


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 食後のデザートはリンゴのシャーベット。濃厚極まる鍋のあとですから、シャーベットが一番合います。
 6時からの夕食は、結局8時を回って終了。最後、珈琲を入れてくれました。サービスで。

 
意外や意外、加水・循環+塩素でも「姫肌効果」あり! 
 
 ここのお湯は「姫肌の霊泉」と言われる温泉です。源泉温度は低く、源泉掛け流しでもないので、実は、あんまり期待していませんでした。それで、ここに来る前にいわき湯本の方で源泉掛け流しの旅館風呂に立ち寄っておきました。そこでお湯については満足していたので、まあ、山海館のお湯がたいしたことなくてもいいや、と思っていました。

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 最初、15時過ぎに入ったとき、早速塩素臭がして、湯船も小さいし、泉質はたいしたことないなと思ってしまいました。でも、絶景オーシャンビュー、打ち寄せる波際が眼前ですから、景色としては最高の露天だなと、それで満足しようと思ったわけです。温泉成分はいろいろ入っているのだけれど、源泉温度は16.5度だし、加水しているし、循環だし、塩素消毒だし、源泉掛け流し信者としては、期待するほうが無理です。
 風呂上り、女房の鼻先に手の平をかざして、ほれ、塩素くさいだろう、とやったくらいです。 

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 ところが、湯上り、意外に体はぽかぽか。お肌がしっとりツルツル。別に、おっさんのお肌がツルツルになっても意味ないんだけれど、実にしっとりしてきたんです。アレ?っと。やっぱり成分いいのかなと。
 夕食後、腹いっぱいで9時には寝ましたが、夜中の2時に起きてまた入浴、またしっとりと温まります。
 結論、源泉掛け流しではないし、冷泉だけど、ここのお湯は中々、いいです。
 朝飯前、朝日を見ながら露天に。出発前、再び露天に。
 今現在(16時半)も、お肌しっとりです。温泉は成分が大事ってことです。

 山海館、オヤジもしっとり姫肌湯


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